「函太郎」で北海道フェア、八角や生にしん等

【銀座新聞ニュース=2017年10月31日】回転寿司「がってん寿司」などを運営するRDCホールディングス(埼玉県熊谷市石原2-1、048-527-1000)傘下で、「産直グルメ回転ずし函太郎」などを運営する株式会社エイチケイアール(HK-R、北海道函館市中道2-52-1、函太郎美原店内、0138-32-3905)は11月1日から5日まで「産直グルメ回転ずし函太郎Tokyo」(千代田区丸の内1-9-1、東京駅一番、03-6359-1823)などで「産直!北海道フェア」を開く。

11月1日から5日まで「産直グルメ回転ずし函太郎トウキョウ(Tokyo)」などで開かれる「産直!北海道フェア」で提供される「特上握り 北の五貫盛り」。

11月1日の「寿司の日」に合わせて、「産直グルメ回転ずし函太郎トウキョウ(Tokyo)」や「立喰寿司函太郎 東京駅一番街店」(千代田区丸の内1-9-1、東京駅一番街、03-6551-2398)などで5日間限定(東京以外は3日から)で実施する。

フェアでは漁獲量が少なく、高級魚として知られ、東京ではほとんど目にすることのない「北海道産 八角」(330円、いずれも税別)をはじめ、北海道で「たち」と呼ばれるマダラの白子をポン酢で味付けした「北海道産 たちポン」(330円)、産地以外では入荷が少ない超高級魚「北海道産 キンキ」(1貫、550円)、北海道で取れた生にしんを店内で仕込んだ、東京では生ではほとんど目にすることがない「北海道産 生にしん」(230円)など珍しい魚介類を提供する。

そのほか、「海老しんじょうとキノコのみぞれ汁」(230円)、「北海道産 たちの揚げ出し」(330円)、「北海道産 たち入り茶碗蒸し」(330円)、「北海道産 天然ぶり」(230円)、「北海道産 たち天」(330円)、「特大ずわいがに」(1貫、550円)、「生うに」(1貫、550円)などもあり、さらに、「特上握り 北の五貫盛り」(特大ずわいがに、キンキ、ほたて、ぼたんえび、生うに、2310円)で提供する。

「寿司の日」は「全国すし商生活衛生同業組合連合会」が1961年11月の第4回大会会議で「実りの秋、収穫の秋、米への感謝の日」として定めた記念日で、歌舞伎18番の中にある「義経千本桜」の「鮓(すし)屋の段」に出てくる「鮓屋の弥助」がすし屋の先祖とされている。

壇ノ浦の戦いで破れた、平清盛(たいらの・きよもり、1118-1181)の孫にあたる平維盛(たいらの・これもり、1160-1184)が大和国(今の奈良県)吉野郡下市村で寿司屋を生業にしていた旧臣、宅田弥左衛門(たくだ・やざえもん)に頼り、寿司職人として働くうちに、宅田弥左衛門の娘、お里と恋愛に発展し、養子となり「鮓屋の弥助」と名乗った。この改名の日が11月1日ということから、同日を記念日とした。

エイチケイアール(HK-R)は1982年7月に「株式会社吉仙(よしせん)」を設立、弁当店「甚兵衛」をオープンし、1998年に「グルメ回転寿司函太郎宇賀浦店」をオープンし、1999年にラーメン「一っ鉄宇賀浦店」をオープンし、2004年にピザとパスタ「ピッツェリアアモリーノ」をオープン、2006年6月1日に「株式会社アールディーシー」のグループに入り、同時に弁当店甚兵衛を売却した。

2016年11月に「立喰寿司函太郎 東京駅一番街店」をオープンし、2017年3月に社名を「株式会社 エイチケイアール」に変更し、7月に「産直グルメ回転ずし 函太郎トウキョウ」をオープンしている。現在、全国18店舗あり、資本金は1000万円、売上高が40億3000万円(2015年6月)。

営業時間は「産直グルメ回転ずし 函太郎」が11時から23時(土・日曜日、祝日22時)、「立喰寿司函太郎」が10時から23時。