フード協、9月外食3%増、25カ月連続、客数と単価上昇

【銀座新聞ニュース=2018年10月26日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町町セントラルビル、03-54031-29-6、浜松-1060)は10月25日に、9月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

広島広域都市圏24市町が「たう(TAU)」(中央区銀座1-6-10、銀座上一ビルディング)で10月26日から28日の3日間、「ひろしマルシェ(HIROSHIMARCHE)-広島広域都市圏のええもん・おいしいもんが大集合!」を開く。「ワルのりスナック瀬戸内レモン味」(広島市)、「恐羅漢トチの木はちみつ」(安芸太田町)、「みかんじまの安政柑」(三原市)、「割って飲む酢35959酢」(大竹市)などを試食販売する。

9月は、北海道胆振東部地震や2度の台風上陸など自然災害に見舞われ、休業や営業短縮を余儀なくされた店舗が少なくなかった。特に近畿や首都圏の交通機関の計画運休により大消費地の客足にも影響したが、前年より土・日曜日、祝日数が2日多い曜日周りから、全体の客数は前年同月比0.2%増とわずかだが前年を上回った。

このため価格改定や各社各様のキャンペーン、季節メニューの訴求などにより客単価の上昇が続いており、売上高は同3.0%増と2016年9月から25カ月連続して前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

業態別では、ファーストフード(FF)が同4.1%増で2015年12月から33カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同2.8%増と2カ月続けてプラス、パブ・居酒屋が同3.0%減と2カ月ぶりにマイナスとなり、ディナーレストランが同2.7%増と2016年9月から25カ月連続して前年を上回り、喫茶が同2.0%減と2カ月ぶりにマイナスだった。

また、9月の店舗数は同0.3%増、客単価が同2.7%増だった。

日本フードサービス協会の統計は会員が199事業者数(8月190、7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万6602店(3万6572店、3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象。

内訳はファーストフードが60社(57社、59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、2万0086店(2万0001店、2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが52社(50社、53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9778店(9848店、9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)、パブ・居酒屋が33社(32社、30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2381店(22411店、2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)。

ディナーレストランが26社(23社、23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、1010店(959店、999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が14社(15社、15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2059店(2061店、2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の上位3社の9月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1935店)が同6.9%増と4カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、3200店)が同2.2%増と2カ月続けてプラス、3位のコロワイド(全グループ、国内2558店)が同1.5%減と2カ月ぶりにマイナスだった。