日本橋三越で安部朱美創作人形展

【銀座新聞ニュース=2012年3月22日】日本橋三越(中央区日本橋室町1-4-1、03-3241-3311)は3月21日から3月27日まで新館7階ギャラリーで「安部朱美創作人形展」を開催している。

人形作家で鳥取県米子市に暮らす安部朱美(あべ・あけみ)さんは昭和30年代の家族の肖像を創作粘土人形で表現しており、今回は安部朱美さんが「昭和の家族」をテーマに手がけた人形約170点と、背景には昭和を再現するジオラマと詩人の谷川俊太郎(たにがわ・しゅんたろう)さんの言葉を織り交ぜて構成、展示している。

安部朱美さんは1950年鳥取県西伯町生まれ、1981年から独自の技法で創作粘土人形をはじめ、1994年に新協美術一般公募展で県知事賞、新協美術全国展で新協彫刻賞、1998年に用瀬(鳥取)全国創作和人形コンクールで流しびな大賞、2008年に宝鏡寺門跡人形公募展で大賞、2010年に全国巡回展「安部朱実創作人形展 きずな 昭和の家族、伝えるこころ」を開いている。

開場時間は10時から19時(最終日は17時30分)。入場料は500円。小学生以下無料。