立川銀座でテリー森野水彩画展、テキスタイルデザイナー足跡も

【銀座新聞ニュース=2019年1月22日】ブラインド業界の最大手メーカー、立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)の銀座ショールーム(中央区銀座8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペース Atte」は1月23日から2月3日までテリー森野さんによるアート&デザイン展を開く。

立川ブラインドの銀座ショールームで1月23日から2月3日まで開かれるテリー森野さんのアート&デザイン展のフライヤー。

現在、92歳のテリー森野(森野照子、てりー・もりの、もりの・てるこ)さんがライフワークともいえるバラのアート「テリー・ローズ(Terry Rose)」をはじめ、画家として描き続けてきた水彩画の中から30点余りを展示する。また、テキスタイル・デザイナーとしての活動の足跡(ニューヨーク時代から帰国後)もたどる。

テリー森野さんは1927年東京・銀座生まれ、1955年に28歳でアメリカ・ニューヨークへ単身渡米し、絵画の勉強のためアート・ステューデント・リーグに学ぶ。1958年からニューヨークのギャラリーで個展を開き、1968年にスターク・カーペットに入社、チーフデザイナーとして活躍し、1977年に帰国し、(株)セルコンとコンサルタント・デザイナー契約を結び、数々のデザインを手がける。

1992年と1993年に高島屋(東京・大阪)で個展を開き、その後、銀座でアート教室を開き、「あひる会」に復帰し、現在も、年2回開催の「あひる会展」に絵画を出展している。

「あひる会」は1951年に芸術家グループとして東京・銀座の創立し、以来、年間2回の「あひる会展」を開いている。時代と共に、メンバーは入れ替わっているが、30人前後のメンバーがおり、グループ展や月1回のクロッキー会、年数回のスケッチ会、美術鑑賞会、懇親会なども開いている。メンバーが集まると「ガァガァガァガァ・・・」と語り合うことから「あひる会」と命名されている。

27日13時と16時にクリスタルボウル(癒しの音楽)の演奏会を開く。

開場時間は10時から18時(最終日は16時)まで。入場は無料。月曜日(28日)は休み。