日比谷「フォルトゥナ」神木隆之介ら大ヒット御礼挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年3月1日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)は3月7日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「フォルトゥナの瞳」の出演者による初日舞台あいさつを開く。

現在、一般公開中の「フォルトゥナの瞳」((C)2019「フォルトゥナの瞳」製作委員会)。

「フォルトゥナの瞳」は2月15日に一般公開され、初週の土日2日間で動員14万1000人、興収1億8800万円で、1位にランキングされ、初日から3日間の累計では動員19万人、興収2億5000万円を突破した。23日、24日の土日2日間で動員10万4000人、興収1億4000万円をあげ4位にランキングされている。

この大ヒットを記念して、7日12時30分の回上映終了後に、監督の三木孝浩(みき・たかひろ)さんと主人公の青年「木山慎一郎」役の神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)さんが舞台に登場して、大ヒットの御礼のあいさつをする。

「フォルトゥナの瞳」は本屋大賞を受賞した作家の百田尚樹(ひゃくた・なおき)さんが2015年12月1日に新潮社より刊行された同じ題名の小説が原作だ。

物語は幼少期に飛行機事故で家族を失い、友人も恋人もなく仕事にのみ生きてきた木山慎一郎が「死を目前にした人間が透けて見える能力」=「フォルトゥナの瞳」を持っていることに気づいてしまったことから、生活が一変するという話だ。

木山慎一郎はなぜこのような力を持ってしまったのかを自問自答する苦悩の日々が続く中で、桐生葵(有村架純=ありむら・かすみ=さん)という女性に出会い、互いに惹かれあった2人は幸せな日々を過ごす。慎一郎の孤独な人生に彩りを与えてくれた葵という存在だが、葵の身体が突然透け始めてしまう。慎一郎は死の運命にあることが分かってしまった愛する女性の死を回避しようとする。

チケットはチケットぴあによる抽選販売を現在受付中で、4日11時締め切り。料金は一般2000円、大学生・専門学校生1700円、高校生・ジュニア(3歳から中学生)、障がい者1200円、シニア(60歳以上)1300円。