科学博物館が地球館「コンパス」を中学生以上に開放

(11月29日の「プレミアムフライデー」については、関連イベントのみを載せ、詳細等と画像は省きます)
【銀座新聞ニュース=2019年11月27日】国立科学博物館(台東区上野公園7-20)は11月29日18時から19時30分まで、地球館3階で「大人のコンパス」を開く。

通常子どもと一緒でないと入場できない地球館3階「親と子のたんけんひろば コンパス」を中学生以上に開放する。定員は20人で、随時入れ替え制となる。また、この時間帯に限って、小学生以下は保護者と一緒でも入場できない。

「親と子のたんけんひろば コンパス」は遊具に登っていろんな角度から剥製を観察したり、恐竜の骨格標本を下からのぞくことができ、本棚には、科学図鑑だけではなく国立科学博物館の研究者が影響を受けた本も並んでいる。通常は、中学生以上は小学生以下と一緒の場合のみ入場できる。

また、29日18時から18時45分まで地球館3階講義室で、国立科学博物館植物研究部の2000年に東京大学大学院理学系研究科博士後期課程を修了した大村嘉人(おおむら・よしひと)さんがプレミアムトーク「葉の表面での生育に適応した地衣類の戦略」と題して、葉の上に生育する地衣類について、葉が脱落すればともに寿命が尽きる運命にあるという、特殊な環境で生きるための生葉上地衣類の工夫に関して解説する。定員は50人(先着順)。

当日、入館料の一般・大学生630円(高校生以下は無料)で利用できる。

その他、29日17時から30分毎に19時30分まで地球館地下1階展示室で、ティラノサウルスとトリケラトプスに関する解説映像を上映する。映像は各5分程度。