大丸松坂屋画廊で「チラリズムの競演」展、市川光鶴、舟木誠一郎ら

【銀座新聞ニュース=2020年7月15日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は7月16日から22日まで「Museたちの競演-珠玉のチラリズム」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)」で7月16日から22日まで開かれる「ミューズ(Muse)たちの競演-珠玉のチラリズム」に出品される山本雄三さんの「禁断の果実」。

2019年に開いた「ミューズ(Muse)たちの競演」の第2弾で、今回は「珠玉のチラリズム」がテーマで、若手作家の「瑞々しいエロティシズム」と画壇で活躍している実力派の画家たちの「迫力のエロティシズム」とが競演する。

出品するのは、1983年愛知県生まれ、武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業し、卒業時に卒業制作研究室賞、2015年に独立展で芝田米三賞を受賞した市川光鶴(いちかわ・みつる)さん、1976年生まれ、グラフィックデザイナーの伊豫田晃一(いよだ・こういち)さん、1991年東京都生まれ、多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻を卒業、同大学大学院美術研究科絵画専攻日本画領域博士前期課程を修了し、2015年にフェイス(FACE)展2015で損保ジャパン日本興亜美術賞展で審査員特別賞を受賞した黒木美都子(くろき・みつこ)さん。

武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業、視覚障害を抱えながら制作している粉川江里子(こかわ・えりこ)さん、東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、同大学大学院美術研究科芸術学専攻を修了した志賀絵梨子(しが・えりこ)さん、1995年神奈川県生まれ、女子美術大学芸術学部美術学科日本画専攻を卒業し、2018年にアジア創造美術展で特別芸術賞を受賞した下重(しもじゅう)ななみさん。

1971年生まれ、武蔵野美術大学大学院を修了した鈴木真治(すずき・しんじ)さん、武蔵野美術大学造形学部油絵学科を卒業、卒業時に卒業制作研究室賞を受賞した平野実穂(ひらの・みほ)さん、1984年長野県生まれ、東京芸術大学大学院を修了、2007年に第9回雪梁舎フィレンツェ賞展で優秀賞、2008年に独立展で新人賞などを受賞した平林孝央(ひらばやし・たかひろ)さん、1986年東京都生まれ、油絵画家の吉田然奈(よしだ・さな)さん。

賛助出品として、2016年に白日展で内閣総理大臣賞を受賞したナカジマカツさん、作家の吉行淳之介(よしゆき・じゅんのすけ、1924-1994)の「暗闇の声」(1997年)や狩野洋一(かのう・よういち)さんの「龍の囁き」(1997年)の装丁を手掛けた舟木誠一郎(ふなき・せいいちろう)さん、女子美術大学准教授の山本雄三(やまもと・ゆうぞう)さんが参加する。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。