銀座300BARがハロウィンメニューと仮装パーティ

【銀座新聞ニュース=2020年10月22日】アルコール飲料も料理も1品300円(税別)の立ち呑み店を運営するスリーハンドレッドバー(中央区銀座5-9-11、ファゼンダビル、03-3572-6300)は10月23日から31日まで「銀座300BAR 5丁目店」(中央区銀座5-9-11、ファゼンダビル、03-3572-6300)などで「ハロウィン特別メニュー」を提供する。

「銀座300BAR」で提供されるスペシャルカクテル。

また、31日に「ハロウィン仮装パーティー」を開く。仮装したままで入れ、スタッフも個性的なコスプレで迎える。

23日から31日までスペシャルカクテルとして「Magical Halloween-マジカルハロウィン」と「V-ブラッド(BLOOD)-バンパイヤ」を提供する。料理として「ブラッディパンプキンバーグ」と「ハロウィンペンネグラタン」、グループ会社の「有限会社身土不二(しんどふじ)」(青森県上北郡東北町新舘有野部1-3、0176-62-9200)が運営する「東北牧場」の無農薬の「ながちゃん南瓜(かぼちゃ)」を使ったジェラートがある。

「マジカルハロウィン」は甘いカボチャリキュールにしょうがを効かせたカクテル、「バンパイヤ」はオレンジのフルーツカクテルで、好みでシロップの量を調整できる。「ブラッディパンプキンバーグ」はパンプキンソースとトマトソースをかけてある。「ペンネグラタン」はながちゃん南瓜とホワイトソースをミックスしてある。

「銀座300BAR」で過去に開かれた「ハロウィン仮装パーティー」。

ウイキペディアなどによると、「ハロウィン(Halloween)」はヨーロッパを起源とする民俗行事で、毎年10月31日の晩に行われる。西ヨーロッパ古代のペイガニズム(異教・多神教)にもとづく死者の祭りおよび収穫祭、とりわけケルト人の行うサウィン祭に由来するとされている。

歴史的経緯からアングロ・サクソン系諸国で盛大に行われるが、今日イメージするハロウィンの習俗は19世紀後半以降、アメリカの非宗教的大衆文化として広まった。

ケルト人の1年の終りは10月31日で、この夜は死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたが、時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていた。

これに因み、31日の夜、カボチャ(本来はカブで、スコットランドではカブの一種の「スィード (swede) 」を使う)をくりぬいた中にろうそくを立てて「ジャックランタン (Jack-o’-lantern) 」を作り、魔女やお化けに仮装した子ども達が近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat、ご馳走をくれないといたずらするよ)」と唱える。

家庭では、カボチャの菓子を作り、子どもたちはもらったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりする。現代では主にアイルランド、英国、アメリカ、カナダ、プエルトリコ、ニュージーランド、オーストラリアの一部に広まっている。

アイルランドでは10月最後の月曜が祝日となっており、ハロウィンを祝う習慣が残っている。この祝日に続く週は、学期の半ばであるが、すべての学校が休みになり、一般に「ハロウィン休み」と呼ばれる。

カトリック教会の「諸聖人の日(万聖節、All Saints’Day)」は609年に導入され、当初は5月13日に祝われていたが、835年にローマ教皇グレゴリウス4世(Gregorius4、?-844)により現在の11月1日に変更された。これがケルトのサウィン祭(新年のはじまり)の影響、つまり「諸聖人の日」とサウィン祭を併合しようとしたのか、反対に「諸聖人の日」の移動をもってサウィン祭の習俗を駆逐しようとしたのか定かではないが、「ハロウィン」という名称すなわち「諸聖人の日前夜」はこれ以後に用いられるようになったと考えられている。

アメリカの一部キリスト教系学校では、ハロウィンがキリスト教由来の行事ではないことから、「ハロウィンを行わないように」という通達が出されることがある。東方教会(正教会・東方諸教会)の広まる地域(東ヨーロッパ・中東など)では、ハロウィンはあまり普及していない。ロシアにおいてはロシア教育省が宗教行事の一環であることを理由に、公立学校に対してハロウィンの関連行事を行わないよう通達を出している。

また、カトリック信徒の多いラテン系諸国(イタリア、スペイン、ポルトガルおよび中南米諸国)ではあまり普及していない。これらの国においては、諸聖人の日が重要視されており、祝日に制定している国もある。ドイツ、日本、東南アジア諸国などにおいてはアメリカの大衆文化として受容されている。

スリーハンドレッドバーは「銀座300BAR5丁目店」のほかに、 「銀座300BARネクスト(NEXT)店」(千代田区有楽町1-2-14、紫ビル、03-3593-8300)と「銀座300BAR8丁目店」(中央区銀座8-3-12、須賀ビル、03-3571-8300)がある。

営業時間は平日と日曜日が17時から23時(金・土曜日は2時)まで。無休。150種類以上のカクテルとフードが1品300円。