大丸東京で「SooooS」が「MADE51」アクセサリー、「JUBAN」の下着等

【銀座新聞ニュース=2020年10月28日】国内百貨店業界第2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営する大丸東京店(千代田区丸の内1-9-1、03-3212-8011)は10月28日から11月3日まで9階リビングイベントスペースで「SooooS.カンパニー」によるPOP UPショップを開いている。

大丸東京店で11月3日まで販売している「スース(SooooS).カンパニー」のポップアップショップで販売している「メイド フィフティーワン(MADE51)」のアクセサリー。

「スース(SooooS).カンパニー」(中央区銀座5-12-5、03-3541-4870)は「人や地球にやさしい暮らしのためのオンライン・ショッピングモール」を運営しており、今回は「そのお買いものが世界を変える-私のSDGs(持続可能な開発目標)は、ソーシャルグッドを選ぶこと」をテーマに、難民が故郷で培った技術や才能を生かしてものづくりに取り組んでいる「メイド フィフティーワン(MADE51)」など16ブランドの製品を期間限定で販売している。

「メイド フィフティーワン(MADE51)」はUNHCR(通称・アンカー、国連難民高等弁務官事務所)のイニシアティブにより2016年に立ち上げたブランドで、「MADE」は「Market,Access,Design,Empowerment for Refugee Artisans」の頭文字、「51」は「1951年難民の地位に関する条約」に由来している。現在、世界13カ国、11の団体とパートナーシップを組んでブランドを展開している。

今回はミャンマー、シリア、アフガニスタン、ブルキナファソの難民がつくるアクセサリーなどで、ネックレス(税込1万2000円)、ブレスレット(4250円)、ピアス(4500円)などを販売する。

また、クラリネット奏者の黒川紗恵子(くろかわ・さえこ)さんが2015年に立ち上げたオーガニックコットンインナーブランド「ジュバン ドゥ オニ(JUBAN DO ONI)」からロングパンツ(4290円)、さらに、認証オーガニックコットン糸を2種類のアナログ機械を使い、職人が1枚ずつ微調整しながら編みこんだ「プラスニド」の「あなたになじむあきのはらまき」(3080円)、岩手県奥州市の休耕田を耕して育てた有機JASオーガニック米を使ったコスメと雑貨のブランド「ファーメンステーション」から「お米でできたハンドスプレー」(2530円)。

植物繊維を主成分にした環境にやさしいビアタンブラーを作る「森のタンブラー」の「森のタンブラー」(1188円)、「スース(SooooS)」のスタッフが開発した、北海道産の小麦粉を使い、アルミニウムフリーのベーキングパウダーを用いた、ホットケーキミックス粉「ほっとけーち」(280円)などを販売している。

「スース(SooooS).カンパニー」はマーケティングや広告業を手掛ける「YRK and」(東京事務所・中央区銀座5-12-5、白鶴ビルディング)が2016年12月に設立した子会社で、主にSDGs(持続可能な開発目標)に関連した商品を扱うオンラインショップを運営している。

営業時間は10時から20時。