リクルートで第6回グラフィック「壁」、秋元、1丁目ら最終審査

【銀座新聞ニュース=2012年2月24日】リクルート(千代田区丸の内1-9-2、グラントウキョウサウスタワー、03-6835-1111)が運営する「ガーディアン・ガーデン」(中央区銀座7-3-5、リクルートギンザ7ビル地下1階、03-5568-8818)は2月27日から3月22日まで「第6回グラフィック ワンウォール(1_WALL)展」を開催する。

「ワンウォール(1_WALL)」は1992年から2008年まで30回にわたって開催してきた「ひとつぼ」展を全面的に見直して、2009年から新たにはじめた若手を支援するための公募展で、「ひとつぼ展」と同様、グランプリ(賞金はなし)を受賞すると、1年後にガーディアン・ガーデンで個展を開催できる権利を得られ、作品を掲載したパンフレットも作成してもらえる。

「グラフィックアート部門」と「写真部門」があり、今回はグラフィックアート部門の予備審査を通過した応募者が日常の表現活動や個展までの計画をまとめたポートフォリオを介して審査員と対話し、その中から1次審査を通過した6人が作品を展示する。

従来は10人が展示できたが、「ワンウォール」になってから6人に減らされ、その分、展示スペースが「1壁面(2.5メートル×3.8メートル)」と、従来の「1坪(1.82メートル×1.82メートル)」に比べて広くなり、表現できる幅が拡大した。これら展示した作品に対して、3月9日に一般の人の前で公開2次審査を開き、最終的にグランプリ1点を決める。

「グラフィックアート部門」のグランプリ受賞者は第1回目が我喜屋位瑳務(がきや・いさむ)さん、第2回目が早崎真奈美(はやさき・まなみ)さん、第3回目が榊原美土里(さかきばら・みどり)さん、第4回目が石原一博(いしはら・かずひろ)さん、第5回目が斉藤涼平(さいとう・りょうへい)さん。

出展するのは秋元理恵(あきもと・りえ)さん、1丁目(いっちょうめ)さん、大小島真木(おおこじま・まき)さん、小田原亜梨沙(おだわら・・ありさ)さん、顧彬彬(こ・ぴんぴん)さん、田中豪(たなか・ごう)さん。

今回の審査員はイラストレーター、アートディレクターの大塚(おおつか)いちおさん、アートディレクターの菊地敦己(きくち・あつき)さん、アートディレクターの佐野研二郎(さの・けんじろう)さん、アートディレクターの高井薫(たかい・かおる)さん、雑誌「アイデア」(誠文堂新光社)編集長の室賀清徳(むろが・きよのり)さん。

3月9日は18時から20時30分まで公開審査会が行われる。公開審査会の見学希望者は事前の予約(03-5568-8818)が必要となる。料金は無料。

3月9日20時30分から21時30分までオープニング・パーティーを開く。

3月21日19時10分から21時まで一般希望者を対象にしたポートフォリオレビューを開く。希望者は3月2日19時までにリクルートの「ガーディアン・ガーデン」に申し込む。今回、批評するのはイラストレーターの木内達朗(きうち・たつろう)さんとグラフィックデザイナーの福岡南央子(ふくおか・なおこ)さん。見学は自由にできる。

3月16日19時30分から21時40分まで「ひとつぼ展」入選者と「ワンウォール」最終展示出品者が新作の作品や進行中の企画などについて、1人15分間で説明する「アーティストプレゼンテーション(ARTISTS PRESENTATION)」を開く。見学は自由にできる。

今回の参加者は遠藤拓人(えんどう・たくと)さん、河井(かわい)いづみさん 北村人(きたむら・じん)さん、斉藤涼平さん、ファンコミ(fancomi)さん、本濃研太(ほんのう・けんたさん 水野健一郎(みずの・けんいちろう)さん、溝端貢(みぞはた・みつぐ)さん。

開場時間は11時から19時まで。日曜日・祝日は休館。入場はすべて無料。