「悪い奴ら」大ヒット御礼挨拶、綾野剛、矢吹春奈ら

【銀座新聞ニュース=2016年7月2日】東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)と日活(文京区本郷3-28-12、03-5689-1002)は7月9日に丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で「日本で一番悪い奴ら」の大ヒットを記念して、綾野剛さん、矢吹春奈さんらによる御礼舞台あいさつを開く。

興行通信社によると、6月25日と26日の週末観客動員数では、「日本で一番悪い奴ら」は178スクリーンで公開され、土日2日間で動員5万1950人、興収7161万3600円をあげ、8位にランクインしている。10位以内にランクインしたのを記念して大ヒット御礼舞台あいさつを開く。

9日8時20分の回上映終了後に、監督の白石和弥(しらいし・かずや)さんをはじめ、北海道警の刑事「諸星要一」役の綾野剛(あやの・ごう)さん、すすきののクラブホステス「田里由貴」役の矢吹春奈(やぶき・はるな)さん、「広田敏子」役の滝内公美(たきうち・きみ)さんが舞台に登場する。

「日本で一番悪い奴ら」は2002年に逮捕された当時、現職の警部だった稲葉圭昭(いなば・よしあき)さんが自らの犯罪「稲葉事件」を描いた「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(2011年、講談社文庫)が原作で、この「稲葉事件」をモチーフに、現役警察官による覚せい剤取引や拳銃売買、背景にある警察の組織的な裏金作りや不祥事を描いた作品だ。

物語は大学時代に鍛えた柔道の腕前を買われて道警の刑事となった諸星だが、強い正義感を持ち合わせていながら、なかなかうだつが上がらないところからはじまる。やがて、敏腕刑事の村井から「裏社会に飛び込み『S』(スパイ)を作れ」と教えられ、その言葉の通りに「S」を率いて危険な捜査に踏み込んでいくが・・・。

チケットはチケットぴあを通じて、最速抽選、プレミアムを受付中で、6月16日11時締め切り、18日11時から一般発売する。料金は一般2000円、大学生、高校生1700円、中学生以下(15歳以上)、障がい者1200円、シニア1300円。この映画は「R15+」(15歳以上観覧可)に指定されている。