丸善丸の内で陶炎会展、鈴木吉彦、駒ヶ嶺独楽、関口踏絵ら

【銀座新聞ニュース=2016年7月31日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は8月3日から9日まで4階ギャラリーで「陶炎会」による「第44回陶炎展」を開催する。

結成以来40年以上になる作陶グループで、2013年から会長を務めている鈴木吉彦(すずき・よしひこ)さんが率いる「陶炎会」が44回目のグループ展を開き、23人の会員が壷や花器、大皿などインテリア作品からマグカップ、飯碗などの日常使いの品まで大小さまざまな作品を展示販売する。

また、前会長の陶工房「草蔭舎(そういんしゃ)」(世田谷区世田谷4-11-10、03-3428-7770)を主宰する駒ヶ嶺独楽(こまがみね・こま)さんは夏季には新島で店を運営し、花火の販売、ビーチグッズのレンタル、陶芸教室などを開いている。

鈴木吉彦さん、駒ヶ嶺独楽さんのほかに出品するのは、荒田真代(あらた・まさよ)さん、市川治男(いちかわ・はるお)さん、伊藤しげ子(いとう・しげこ)さん、宇佐美陽子(うさみ・ようこ)さん、大木義則(おおき・よしのり)さん、大浜孝一(おおはま・こういち)さん、川副咲(かわぞえ・さき)さん。

小崎宇多子(こざき・うたこ)さん、小平征男(こだいら・ゆきお)さん、小林森夫(こばやし・もりお)さん、児玉千賀子(こだま・ちかこ)さん、佐田和子(さた・かずこ)さん、関口踏絵(せきぐち・ふみえ)さん。

高橋喜代子(たかはし・きよこ)さん、「トウゲイ(Tougei)21」を主宰する林孝行(はやし・たかゆき)さん、広瀬純(ひろせ・じゅん)さん、保坂悦子(ほさか・えつこ)さん、水野智生(みずの・ともお)さん、村山圭子(むらやま・けいこ)さん、森田修一(もりた・しゅういち)さん、和田美希(わだ・みき)さん。

鈴木吉彦さんは1969年に千葉大学教育学部を卒業、1970年に須藤武雄(すどう・たけお、1931-1998)に15年師事し、1974年に陶炎会展に出品(以後、毎年出品)、1977年に千葉県八千代市に工房を構え、1996年に千葉県展に入選(以後10年連続出品)、2001年に千葉県美術会員に推挙され、2006年に退職を機に石川県能登町に工房を移し、2012年に珠洲市陶芸センターに入所(基礎研修課程)、2014年に珠洲市陶芸センター自立支援工房に入所、2014年に第55回石川の伝統工芸に入選、2015年に第71回現代美術展に入選している。

3日17時から授賞式とオープニングセレモニーを開く。

開場時間は9時から21時(最終日は17時)まで。入場は無料。