フード協1月外食1.4%増、29カ月連続、客数・単価もプラス

【銀座新聞ニュース=2019年2月26日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町町セントラルビル、03-54031-29-6、浜松-1060)は2月25日、1月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

エースコックがこのほど発売した低糖質(糖質30%オフ)カップめん「ロカボデリ」シリーズの「ココ(CoCo)壱番屋監修カレーラーメン」(税別230円)と「リンガーハットの長崎ちゃんぽん」(同)。「食・楽・健康協会」が提唱する「おいしく楽しく適正糖質」を「ロカボ」と呼び、1食あたりの糖質量を20グラムから40グラム+間食10グラムとし、1日あたり70グラムから130グラムに抑えることにより、 食後の血糖値上昇を抑制する。

全業態で1月は「一部で年始休業などの店もあったが、昨年のような大雪の影響もなく、暖冬傾向で、天候にも恵まれたため、多くの業態で客足は比較的堅調だった」ことから、外食産業の売上高は前年同月比1.4%増と29カ月連続で前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

また、1月の店舗数は同0.3%増、客数が同0.6%増、客単価が同0.8%増だった。

業態別では、ファーストフード(FF)が同1.7%増で2015年12月から37カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同0.8%増と2カ月連続でプラス、パブ・居酒屋が同1.9%増と4カ月続けてプラスとなり、ディナーレストランが同1.7%増と2016年9月から29カ月連続して前年を上回り、喫茶が同0.2%増と4カ月ぶりにプラスだった。

また、12月の店舗数は同0.4%増、客単価が同0.9%増だった。

日本フードサービス協会の統計は会員が199事業者数(12月197、11月202、10月201、9月199、8月190、7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万6659店(3万6637店、3万6567店、3万6380店、3万6602店、3万6572店、3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象。

内訳はファーストフードが57社(56社、58社、57社、60社、57社、59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、2万0219店(1万9954店、1万9990店、1万9844店、2万0086店、2万0001店、2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが53社(52社、52社、51社、52社、50社、53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9770店(9814店、9847店、9759店、9848店、9778店、9848店、9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)、パブ・居酒屋が32社(33社、32社、34社、33社、32社、30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2296店(2388店、2335店、2393店、2381店、2241店、2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)。

ディナーレストランが26社(25社、26社、26社、26社、23社、23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、1010店(1007店、1013店、1012店、1010店、959店、999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が14社(14社、16社、16社、14社、15社、15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2063店(2062店、2064店、2054店、2059店、2061店、2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位3社の1月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1932店)が同3.7%増と8カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、3137店)が同2.4%増と6カ月続けてプラス、3位のコロワイド(全グループ、国内の直営1405店、FC店1125店)が同1.7%減と5カ月続けてマイナスだった。