丸善丸の内で松成真理子「きんぎょすくいめいじん」原画展

【銀座新聞ニュース=2019年7月26日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は7月24日から8月20日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで松成真理子さんによる「きんぎょすくいめいじん」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で8月20日まで開いている松成真理子さんの「きんぎょすくいめいじん」原画展に展示されている絵本の表紙。

イラストレーターで、絵本作家の松成真理子(まつなり・まりこ)さんが7月18日に文章と絵を担当した絵本「きんぎょすくいめいじん」(講談社、税別1400円)を刊行したのを記念して、原画展を開いている。

「きんぎょすくいめいじん」は縁日で、金魚すくいの名人にであったぼくは、ぜんぜんすくえなかったけど、名人に教えてもらいながら、ついに金魚すくい大会の日をむかえます。さあ、深呼吸をして・・・。ひと夏の体験を描いた絵本としている。

松成真理子さんは1959年大分県生まれ、大阪府育ち、京都芸術短期大学(現京都造形芸術大学)を卒業、2003年に「まいごのどんぐり」で第32回児童文芸新人賞、2004年に紙芝居「うぐいすのホー」で第43回高橋五山(たかはし・ござん)賞奨励賞、ほかに「ふでばこのなかのキルル」や「じいじのさくら山」、「くまとクマ」、「たなばたまつり」、「はるねこ」などがある。紙芝居や童話のさし絵も手がけている。

開場時間は9時から21時まで。