広島TAUに大瀬良、田中広、アドゥワ、会沢の等身大パネル

【銀座新聞ニュース=2020年10月30日】広島県(広島県広島市中区基町10-52、082-228-2111)は10月31日午後からアンテナショップ「TAU」(中央区銀座1-6-10、銀座上一ビルディング、03-5579-9952)の店内に大瀬良大地選手ら4選手の等身大パネルを展示する。

広島たう(TAU)に31日午後から展示される大瀬良投手の等身大パネル。

広島東洋カープが球場(スポーツバー)に配置していた「選手等身大パネル」を広島県に寄贈したのを受けて、「たう(TAU)」の店内に設置することにした。

4選手は2006年に高校生ドラフト3位で入団した捕手の会沢翼(あいざわ・つばさ)さん、2013年にドラフト1位で入団した投手の大瀬良大地(おおせら・だいち)さん、2013年にドラフト3位で入団した遊撃手の田中広輔(たなか・こうすけ)さん、2016年にドラフト5位で入団した投手のアドゥワ誠(あどぅわ・まこと)さん。

広島県では、このパネルを活用し、「たう(TAU)からもカープを応援する機運を高め、広島を、東京を、そして全国を明るく元気にしていきたい」としている。

広島東洋カープは1949年創設され、自動車メーカーのマツダ(旧東洋工業)が30%以上の株式を保有し、創業家の松田家も30%以上を保有している。同年12月にセ・リーグに加盟し、1950年から公式戦に参加、1952年まで3年連続で最下位(8位、7位、6位)となり、その後もBクラスに低迷し、1968年に初めて3位になった。

同じく田中広輔選手の等身大パネル。

1975年に初優勝し、山本浩二(やまもと・こうじ)さんや衣笠祥雄(きぬがさ・さちお、1947-2018)らの活躍で1979年に2度目の優勝を記録し、日本シリーズも初めて制し、1980年に2連覇し、2年続けて日本シリーズも勝利した。1984年にリーグ優勝と日本シリーズに勝利し、1986年、1991年とリーグ優勝したが、その後は低迷し、とくに2000年以降は万年Bクラスが続いていた。

このため、2007年から導入されたプレーオフの「クライマックスシリーズ」に出場した経験がなかったが、2016年レギュラーシーズンで25年ぶり7回目のリーグ制覇となり、初のクライマックスシリーズで勝利し、日本シリーズに進出したものの、日本シリーズはパ・リーグの覇者、北海道日本ハムファイターズに2勝4敗で敗れた。

2017年シーズンは1980年以来、37年ぶりの2連覇を達成したが、クライマックスシリーズでDeNAに2勝4敗(アドバンテージ含む)で敗退し、日本シリーズへの進出を逃した。2018年も優勝し、球団史上初の3連覇を達成し、クライマックスシリーズを経て、日本シリーズでソフトバンクと対戦し、1勝4敗で敗れた。2019年は70勝70敗3分で4位、2020年シーズンは10月28日まで110試合で46勝54敗10分で5位にとどまっている。

注:「会沢翼」の「会」と「沢」はいずれも正しくは旧漢字です。