【銀座新聞ニュース=2021年2月1日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)はこのほど、2020年の映画年間作品興行収入(10億円以上)を発表した。
2020年の映画営業部門興行成績は前年比6.7%減の719億2370万円と、2年ぶりに前年を下回った。
作品別では、10億円以上の興行収入をあげた作品が2016年が25本に対して、2017年は24本、2018年は17本、2019年は19本で、2020年は14本と前年よりも5本減少した。
1位が「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(10月公開)で365億5000万円(現在も上映中で金額は1月24日時点)と1本だけ100億円を超えた。2位は「今日から俺は!!劇場版」(7月)で53億7000万円、3位が「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(7月)で38億4000万円、4位が「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(8月)で33億5000万円、5位が「糸」(8月)で22億7000万円。
6位が「カイジ ファイナルゲーム」(1月)で20億6000万円、7位が「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE(ザ・ムービー)ヒーローズ:ライジング」(2019年12月)で17億9000万円、8位が「ヲタクに恋は難しい」(2月)で、13億4000万円、9位が「罪の声」(10月)で12億2000万円(現在も上映中で、1月24日時点)、10位が「浅田家!」(10月)で12億1000万円だった。
11位が「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(2月)で11億9000万円、12位が「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」(9月)で、11億8000万円、13位が「ルパン三世 THE FIRST(ザ・ファースト)」(2019年12月)で、11億6000万円、14位が「屍人荘の殺人」(2019年12月)で10億9000万円。