ギャルリー志門で田辺修と大平奨展

【銀座新聞ニュース=2021年3月22日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル、03-3541-2511)は3月22日から27日まで田辺修さんと大平奨さんによる「Collaboration」を開いている。

ギャルリー志門で3月22日から27日まで開かれている田辺修さんと大平奨さんによる「Collaboration(コラボレーション)」のフライヤー。

画家の田辺修さんと大平奨さんが2人展を開く。田辺修さんは版画用の和紙を張り合わせた紙に、山口県の土を使ったりして描いている。また、水彩絵具、コンテ、木炭、墨、胡粉などさまざまな素材も使用している。

大平奨さんは描いた絵を写真に撮影して、画像をアクリル版に転写して、一度割ってから継ぎ足して復元し、その上にプラスチックリングを貼り付けて完成させるという手法を使っている。

田辺修さんは1940年山口県生まれ、1970年に武蔵野美術短期大学を卒業、1977年から個展を開き、1982年に日動画廊主催の第5回現代の裸婦展で大賞を受賞している。2015年、2017年にギャルリー志門で個展を開いている。

大平奨さんは1949年山口県下関市生まれ、1972年に法政大学を卒業、1975年から1977年までフランスに滞在、ポール・ヴァレリー大学で語学研修、1974年に「国画会」に出品(1985年に新人賞)している。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。