資生堂が仙台で写真展、西島悦、岡元美也子のイベントも

【銀座新聞ニュース=2012年1月2日】資生堂(中央区銀座7-5-5、03-3572-5111)は1月13日から1月17日まで「せんだいメディアテーク」(宮城県仙台市青葉区春日町2-1、022-713-3171)1階オープンスクエアで写真展「あしたが、もっと、カラフルでありますように。ー資生堂ヘア・メーキャップアーティストによる、色とりどりのラブレター展」を開催する。

1989年からヘア・メーキャップのプロが所属する「資生堂ビューティークリエーション研究センター」(品川区西五反田3-9-1)が展開している活動のひとつとして開いており、17回目となる今回は3月11日の東日本大震災後の復興へ向けて東北地方を応援するため、初めて地方で開催する。

今回、出展するのは27人のヘア・メーキャップアーティストで、写真29点、オブジェ1点を展示する。

1月14日はビューティートップスペシャリストの西島悦(にしじま・えつ)さんによるビューティーセミナーを開く。一般的に美しいと感じる黄金比(ゴールデンバランス)について説明し、メーキャップによってそのバランスに近づけることで、自分のよさを引き出すテクニックを学ぶセミナーで、2回開く。定員は各回とも30人程度。

1月15日はヘア・メーキャップアーティストが一般の人を対象にヘアメークを施し、プロの写真家が撮影する。定員は20人で、宮城県、福島県、岩手県在住者から募集する。

1月14日と1月15日はビューティートップスペシャリストの岡元美也子(おかもと・みやこ)さんによる写真展示とトークショーを開く。岡元美也子さんが「東北のミューズ(女神)たち」と題した写真展を開き、トークショーを開催する。

写真展では、自らも被災者でありながら、避難所、公共施設、病院などで被災者をサポートする活動に従事している6人の女性をモデルとして撮影した作品を展示する。また、岡元美也子さんが今回の撮影で出会った人たちとの交流について語る。

西島悦さんは1984年に資生堂に入社、資生堂ビューティーコンサルタント、資生堂美容学校で教師を務め、和装メークや歌舞伎などの古典化粧まで手がけ、2009年10月から資生堂の美容職社員の先頭に立つ、資生堂ビューティートップスペシャリストとして活動している。

岡元美也子さんは1985年に資生堂に入社、1998年から5年間、アメリカ・ニューヨークに駐在、パリ、ニューヨークコレクションで「メゾン」のメークチーフを務め、その後、2009年夏までメーキャップブランド「マキアージュ」のビューティーディレクターとして商品開発、宣伝広告のメークを担当、同年10月から資生堂ビューティートップスペシャリストとして活動している。

開場時間は10時(1月13日は18時)から20時(1月17日は17時)まで。入場は無料。(2012-01-02)