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【銀座新聞ニュース=2013年2月20日】耐熱ガラスの大手メーカー、HARIO(ハリオ、中央区日本橋富沢町9-3、03-5614-2101)は3月9日14時からつくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2-20-3、029-861-0001)大ホールで「東日本大震災復興支援 グラスストリングスコンサート 壊れなかったガラスの楽器たち-明日への希望の音色」を開催する。
HARIOは茨城県古河にある工場が3.11の東日本大震災により、停電したことから、5年も6年も1日も休まずに稼動を続けてきたガラス窯が停止し、生産ができなくなり、ガラス窯も廃炉を余儀なくされた。その後、2011年6月に新しいガラス窯を築炉して、工場の稼動を再開、それを記念して約1年かけてガラス製のギターを約1000万円かけて2台生産した。
HARIOでは、2003年にガラス製のバイオリンを製作して以来、これまでに11種類のガラス楽器を作っており、3.11の中でもガラス製の楽器は1台も破損されずに無事に残ったことから、同社の「フィランソロピー委員会」が復興のシンボルとしてのギターと、震災に耐えた11作のガラス楽器を「明日への希望の音色」と考え、今回、復興支援活動としてコンサートを開くことにした。
コンサートは、ガラス楽器の演奏のほかに、ガラス楽器の誕生物語や楽器と演奏者との物語などについても解説する。こんごも毎年1回程度開催を予定している。
出演するのはギター奏者の村治佳織(むらじ・かおり)さん、チェロ奏者の長谷川陽子(はせがわ・ようこ)さん、ガラス楽器演奏集団の「玻璃音(はりおん)モード」、尺八奏者の渡辺峨山(わたなべ・がざん)さん、「玻璃五人囃子(はりごにんぞうし)」で、つくば少年少女合唱団が復興支援歌「花は咲く」を合唱する。
今回、使用されるガラス楽器はバイオリン、ビオラ、チェロ、尺八、スピーカー、キーボード、大鼓、小鼓、締めだいこ、笛、ギターの11種類となる。「玻璃音モード」はガラスの楽器で弦楽四重奏で、今回は第1バイオリン奏者の加藤(かとう)えりなさん、第2バイオリン奏者の松井利世子(まつい・りよこ)さん、ビオラ奏者の福本牧(ふくもと・まき)さん、チェロ奏者の下山田珠実(しもやまだ・たまみ)さん、ピアノ奏者の黒駒泰子(くろこま・やすこ)さん、ピアノ奏者の丹千尋(たん・ちひろ)さんで構成されている。
「玻璃五人囃子」は鼓(つつみ)の梅屋右妃(うめや・ゆい)さん、大鼓の望月太意樹(もちづき・たいじゅ)さん、太鼓の安倍真結(あべ・まゆ)さん、笛の福原聖子(ふくはら・せいこ)さん、尺八の渡辺峨山さんの5人で構成されている。
フィランソロピー委員会は社員で構成されており、「361日の1デイ(day)」と称し、1年に1回は地域ボランティア活動に参加したり、各自申告により給与の端数の預金を積み立て、募金の資金としている。募金の際は社員の端数預金と同額を会社も募金する。メンバーは社員の間で、定期的に入れ替わるという。
定員が1000人で、料金は全席自由席で500円。収益金は日本赤十字社などを通じて復興のため寄付する。チケットはHARIO(0120-398-207)もしくはチケットぴあを通じて購入できる。
