【銀座新聞ニュース=2025年2月7日】百貨店業界売上高で15位の松屋(中央区銀座3-6-1、03-3567-1211)が運営する松屋銀座店(同)は2月4日まで8階イベントスクエアで「GINZA バレンタインワールド」を開いている。
毎年恒例のバレンタインフェアで、今回は「カカオの可能性」がテーマで、出店するブランドは76(前年より6ブランド減)で、うち初登場が12ブランド、売り上げ目標は前年比約20%増(EC含む)を見込んでいる。また、イートイン・実演販売を強化し、過去最多の22ブランドに増えている。
9日まで日本茶を織り交ぜたデザートコース専門店「ヴェール」が「金柑と焙じ茶のパフェ」(3401円)、「発酵りんごと発酵薔薇のフロマージュグラッセ」(2401円)を販売している。
10日から14日まで「レストランローブ」の女性シェフパティシエの平瀬祥子さんがエシカルローズに完熟苺とショコラブランを合わせた「苺 ローズ ショコラ」(2750円)、熊本県産の利平栗を使ったモンブラン「栗 トリュフ ショコラ」(3850円)を提供している。
「フード系」のイートインとしては、7日から14日まで長野県軽井沢のレストラン「ラ・カーサ・ディ・テツオ・オオタ」のシェフで、「アマゾンカカオ」を手掛ける太田哲雄さんが考案した「アマゾンカカオ」と信州の地鶏を使用したビビン麺「ヘーゼルナッツショコラビビン麺」(3300円)を販売している。
「メメントモリ」はチョコと香辛料を使用したメキシコの伝統料理「モレ」をカレーにアレンジした「モレカレー」(1430円)で、カカオで炊いたお米を使用して実演販売している。
「ノエルベルデ」は神楽坂の「ミートリオン」とコラボした「黒毛和牛と黒豚とカカオピューレのスペシャルミートパイ」(765円)を販売している。一緒に「カカオクラフトビール」(1100円)も販売。
イートイン・スイーツとしては、「ファミー バイ ミホ サトウ」から「焼きたてクッキーガナッシュサンド」(866円)は焼きたてのチョコクッキーに、フルーティーなアマゾンカカオのガナッシュを絞り、アマゾンカカオのカカオハスクキャラメル、山葡萄のジャムを合わせている。ほかに、オキナワカカオ、ダンデライオン・チョコレート、カカオサンパカ、レナーズ、ショコラティエパレドオール、浪漫須貯古齢糖(ロマンスチョコレート)、江戸久寿餅が実演販売している。
青森県弘前市のクラフトチョコ専門店「浪漫須貯古齢糖」のショコラティエ・須藤銀雅さんが手がけるBAR専用チョコレート工房「アトリエAirgead(エアガード)」のBAR専用チョコを提供している。また、8日から10日は「新宿 ウイスキーサロン」が「ザ・グレンリベット12年、ザ・グレンリベット用オリジナルセット」(1801円)を販売。11日から14日はハンガリーの蒸留酒「Palinka(パーリンカ)」を扱う「Bar Palinka(バーパーリンカ)」が白ブドウが香るパーリンカと、柚子やレモングラスを使用したガナッシュを合わせた「シチェック イルシャイ オリヴェール パーリン力、柚子ハーブ セット」(1760円)を提供している。
珈琲とのペアリングを楽しむ「ショコラ サロン」もあり、「蕪木」が福島県産フランボワーズ、青森県産カシスのソルベ、岩手県産サワーチェリーのスパイス風味マセレなどにショコラのソルベを合わせ、カカオのフィユティーヌやビスキュイで奥深い味わいにした「クープ グラッセ ショコラ」(2090円)を販売している。ドリンクとしては「水出しアイスコーヒー」(880円)も。マダガスカル産カカオ、福島県産フランボワーズのピュレ、バラの香りを移したシャンティ、マールを使用した「ショコラショー」(各1210円)も販売している。
「江戸久寿餅」は「アトリエ キュイエール」のショコラティエ、山﨑陽子さんが監修した新しい久寿餅「シンクズモチ」(4個入り1728円、6個入り2376円)を販売している。
「ノエルベルデ」のエクアドル産カカオをベースに、発酵小麦でんぷん、黒みつ、きなこを使用している。
ほかに、「ゲン ササキ ラ・ブティック・ドゥ・ユキノシタ・カマクラ」の「ボンボンショコラ 松屋銀座限定アソートメント10」(10個入り、5940円)、「ディヴァン」の「ピスタチオドバイチョコレート」(80グラム、2916円)も販売している。
営業時間は11時から20時(最終日は17時)。