【銀座新聞ニュース=2025年5月16日】国内家電業界2位のソニーグループのアメリカ子会社のソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の日本支社、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(港区虎ノ門4-1-28、虎ノ門タワーズオフィス、03-5768-0821)は5月23日、TOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「父と僕の終わらない歌」の初日に寺尾聰さん、松坂桃李さんらによる舞台あいさつを開く。
23日13時10分の回上映終了後に、監督の小泉徳宏(のりひろ)さんをはじめ、主人公の父親で横須賀で楽器店を営む「間宮哲太」役の寺尾聰さん、その息子で、イラストレータの「間宮雄太」役の松坂桃李さん、間宮雄太の幼馴染でバーを営む「志賀聡美」役の佐藤栞里(しおり)さん、志賀聡美の夫「ダニエル」役の副島淳さん、間宮雄太のパートナーでミュージシャンの「亮一」役のディーン・フジオカさん、間宮哲太の妻「間宮律子」役の松坂慶子さんが舞台に登場してあいさつをする。
公式サイトによると、「父と僕の終わらない歌」は若き日に諦めたレコードデビューの夢をかなえようとするアルツハイマー型認知症の男性と、彼を支える家族の姿を描いたヒューマンドラマで、2016年に英国で1本の動画をきっかけに80歳にしてCDデビューを果たした男性の奇跡の実話をもとに、舞台を日本に置き換えて映画化した。監督は小泉徳宏さん、脚本は三嶋龍朗さんと小泉徳宏さんが共同で手掛けた。
物語はかつてミュージシャンとしてレコードデビューを目指しながらも、息子・雄太のために夢を諦めた間宮哲太だが、音楽とユーモアをこよなく愛する彼は、生まれ育った横須賀で楽器店を営みながら、時々地元のステージで歌声を披露しては喝采を浴びてきた。
そんなある日、哲太はアルツハイマー型認知症と診断されてしまう。すべてを忘れゆく哲太をつなぎ止めたのは、彼を信じて支え続けた息子・雄太と強く優しい母(妻)・律子、固い絆で結ばれた仲間たち、彼が愛する音楽だった。
ウイキペディアによると、小泉徳宏さんは1980年東京都生まれ、慶應義塾大学法学部政治学科を卒業(メディアコミュニケーション研究所修了)、高校在学中に映画制作に興味を持ち、大学に進学後に自主映画の制作をはじめ、在学中に「I’s film」を結成し、代表を務め、2001年に「文金高島田二丁目」で水戸短編映像祭コンペティション部門審査員奨励賞、第5回インディーズムービー・フェスティバル一般部門第7位に入賞した。
2006年に劇場長編映画「タイヨウのうた」で監督デビューし、2008年に「ガチ☆ボーイ」を監督し、2010年に「FLOWERS(フラワーズ)」、2013年に「カノジョは嘘を愛しすぎてる」、2016年に「ちはやふる-上の句」と「ちはやふる-下の句」、2018年に「ちはやふる-結び」、2022年に「線は、僕を描く」を監督している。2016年に「ちはやふる」で第8回TAMA映画賞・最優秀新進映画監督賞、現在、「株式会社ロボット映画部」に所属している。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選「プレリザーブ」を受付中で、5月19日11時締め切り。20日10時から22日16時まで一般発売する。料金は全席指定で2200円均一。プレミアボックスシートはプラス1000円。