日本橋三越で西川幾子が舘野真由花、大城正司らとオペラ

【銀座新聞ニュース=2019年12月31日】国内最大手の百貨店グループ、三越伊勢丹ホールディングス(新宿区新宿5-16-10)傘下の三越伊勢丹(新宿区新宿3-14-1)が運営する日本橋三越(中央区日本橋室町1-4-1、03-3241-3311)は2020年1月3日に本館1階中央ホールで「NEW YEARオペラガラコンサート」を開く。

日本橋三越で1月3日に開く「ニューイヤー(NEW YEAR)オペラガラコンサート」に出演する西川幾子さん。

ピアノ奏者の西川幾子(にしかわ・いくこ)さんが率いる東京芸術大学出身の演奏家による新春オペラガラコンサートで、オペラアリアや器楽を演奏する。

出演するのは、西川幾子さんのほか、ソプラノの舘野真由花(たての・まゆか)さん、フルート奏者の河合雪子(かわい・ゆきこ)さん、サクソフォン奏者の大城正司(おおしろ・まさし)さん。

西川幾子さんは京都府生まれ、4歳からピアノをはじめ、中学生で「全日本学生音楽コンクール」西日本大会中学校の部第1位になり、東京芸術大学を卒業、イタリアの「シエナ・キジアーナ音楽院」でディプロマ(卒業証書)を取得、1995年と1998年に京都と東京でソロリサイタルを開き、1996年から7年間、筑波大学付属駒場中・高校で講師を務め、2000年「音楽事務所 夢工房」を設立した。現在、ピアノ活動と並行して、音楽イベントプロデュースを行っている。

舘野真由花さんは群馬県生まれ、埼玉大学教育学部音楽専修を卒業、同大学大学院(研究分野:声楽)を修了、東京芸術大学音楽学部を卒業、同大学大学院音楽研究科(修士課程)声楽専攻を修了、埼玉大在学中にイタリアに短期留学、コンクールで入賞、ソプラノソロなどを務め、国内のコンサートに出演している。第43回イタリア声楽コンコルソ・シエナ部門にて入選、第9回横浜国際音楽コンクール大学生の部第2位(最高位)、文化庁委託事業「平成29年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」新進歌手育成オーディションを通過し、マリエッラ・デヴィーア(Mariella Devia)さんのレッスンを受講している。

河合雪子さんは愛知県生まれ、3歳よりピアノ、8歳より母親の河合祥子(かわい・しょうこ)さんの指導でフルートをはじめ、第14回全日本ジュニア全管打楽器コンクールフルート部門高校の部で金賞、「第15回万里の長城杯」国際音楽コンクール管楽器部門高校の部で第3位、第18回びわ湖国際フルートコンクールジュニア部門で奨励賞。

第67回全日本学生音楽コンクール名古屋大会フルート部門高校の部で第1位、同コンクール全国大会で入選、第24回全日本クラシック音楽コンクールフルート部門高校の部で第3位、第2回刈谷国際音楽コンクールフルート部門一般の部Bで最優秀賞、第42回コンセール・ヴィヴァン新人オーディションで優秀賞などを受賞している。東京芸術大学音楽学部を卒業、卒業時に同声会賞、同大学大学院音楽研究科修士課程に在籍している。

大城正司さんは沖縄県生まれ、東京芸術大学音楽学部を卒業、同大学大学院を修了、第10回日本管打楽器コンクールで第1位、第51回ジュネーブ国際音楽コンクールセミ・ファイナリスト、2009年から2015年まで東京芸術大学講師、現在、洗足学園大学、くらしき作陽大学、都立総合芸術高校、尚美学園ディプロマコースなどで講師を務めている。

開演は12時30分、14時30分、16時の3回。それそれ20分ずつ程度演奏する。