【銀座新聞ニュース=2020年10月28日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は10月28日から11月3日まで4階ギャラリーで「第15回人・形展」を開く。
人形の専門店「ぼらん・どぉる」(板橋区桜川3-14-4、03-6780-0338)を運営するドルスバラードが主催する「人・形(ひとがた)展」で、日本の人形作家約56人(組)が創作人形、フィギュアなど「人の姿をめぐる造形」を展示販売している。
今回、出品するのは周(あまね)さん、愛実(あゆみ)さん、荒井黒陽(あらい・くろひ)さん、井桁裕子(いげた・ひろこ)さん、エン(EN)さん、大久保恵美子(おおくぼ・えみこ)さん、岡田好永(おかだ・よしえ)さん、カウラ(かうら)さん、影山多栄子(かげやま・たえこ)さん、加園誠(かぞの・まこと)さん。
伽羅(から)さん、神原由利子(かんばら・ゆりこ)さん、「ガーナベイビーズ」(手塚道代=てづか・みちよ=さん)、木村龍(きむら・りゅう)さん、くすくすねこさん、黒川早恵美(くろかわ・さえみ)さん、クール(COOL)氏(くーるし)さん、国府珠美(こくふ・あけみ)さん、佐伯祐子(さえき・ゆうこ)さん、桜井紅子(さくらい・べにこ)さん。
サコー(sakooo)さん、佐藤久雄(さとう・ひさお)さん、鮫島ユリ香(さめじま・ゆりか)さん、紗矢香(さやか)さん、白藤シチ(しらふじ・しち)さん、すかいみさきさん、田中雅子(たなか・まさこ)さん、俵祥子(たわら・しょうこ)さん、小川クロ(おがわ・くろ)さん、月(つき)さん。
月見月(つきみつき)さん、十川ユリノ(とがわ・ゆりの)さん、戸松容子(とまつ・ようこ)さん、ドールハウスノア(Dollhouse Noah)さん、中山(なかやま)まゆみさん、夏目羽七海(なつめ・はなみ)さん、菜奈乃(ななの)さん、野原理沙(のはら・りさ)さん、はちすさん、ハッパ(happa)さん。
林美登利(はやし・みどり)さん、はやしゆえにさん、比浦一臣(ひうら・かずおみ)さん、泥方陽菜(ひじかた・はるな)さん、ひびきさん、藤山識(ふじやま・しき)さん、二見勘太(ふたみ・かんた)さん、「フリークス・サーカス(FREAKS CIRCUS)」、丸美鈴(まる・みすず)さん、ミカ(MIKA)さん。
水澄美恵子(みなずみ・みえこ)さん、芽々木(めめぎ)さん、森下(もりした)ことりさん、ゆきちさん、ワイ(y)さん、若島正壱(わかしま・せいいち)さん。
ウイキペディアによると、人形は狭義には人間の姿を、広義には人間以外の動物や架空の生物も含めて、それらの姿に似せて作られた物をさす。古来、人形は子どもの遊び道具として与えられ、使用された。日本各地に現在も存在する「郷土人形」は幼い子どものおもちゃとして大切にされた。
日本では主に木製や土製の素材に胡粉などで着彩をした人形が多いが、工芸品として精巧に作られた物もあり、戦後からは美術品として扱われる郷土人形もある。江戸時代に普及した女児向けの人形に「姉様人形」がある。和紙と千代紙で造られた素朴だが優雅な人形は、裕福な武家や商家の子女に大切にされた。
また、古代では、人形は他人に呪いをかけるための呪詛の道具や、人間の身代わりに厄災を引き受けてくれる対象物として使われた。前者の例としてはわら人形やブードゥー教の泥人形、後者の例では和紙の流し雛などが挙げられる。後者のうち、現代でも神道の大祓などで用いられる和紙のものは、通常同じ字で「ひとがた」と呼び分けたり、「形代」(かたしろ)と称したりする。他にも、山車人形のように神などをかたどった人形が象徴として飾られる祭もある。
開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。入場は無料。
注:「国府珠美」の「国」と「桜井紅子」の「桜」は正しくは旧漢字です。