M84でデマルシェリエ、ハルスマンら「女性と美」展、14人の写真家

【銀座新聞ニュース=2021年1月29日】Art Gallery M84(中央区銀座4-11-3、ウインド銀座ビル、03-3248-8454)は2月1日から3月13日まで写真展「Iconic Figure」を開く。

アート・ギャラリー・エムハッシー(Art Gallery M84)で2月1日から3月13日まで開かれる写真展「Iconic Figure(アイコニック・フィギュア)」に展示されるパトリック・デマルシェリエさんの「ヴォーグ記念号(VOGUE ANNIVERSARY)」(Photo Patrick Demarchelier, Vogue Anniversary,1992)。

今回は作品から感じ取れる「女性らしさ」や「美しさ」、さらに「優しさ」は、観た人の印象に残り、記憶にしっかりと刻み込まれる。そんなアイコニックな作品を集めた。

英国のダイアナ元妃(Princess of Wales、Diana Frances、1961-1997)の公式フォトグラファーであったフランスのファッション写真家、パトリック・デマルシェリエ(Patrick Demarchelier、1943年生まれ)さんが撮影した作品、雑誌「LIFE(ライフ)」の表紙を同誌史上最高の101回にわたり採用され、著名人がジャンプするシリーズで話題になったアメリカのポートレートの写真家、フィリップ・ハルスマン(Philippe Halsman、1906-1979)が撮影した作品、雑誌「VOGUE(ヴォーグ)」で認められ、20世紀をもっとも騒がせたドイツのファッション写真家、へルムート・ニュートン(Helmut Newton、1920-2004)ら14人の写真家が撮影した作品約20点を展示する。

今回、展示されるのはフィリップ・ハルスマンの「MARILYN MONROE AT THE DRIVE-IN(ドライブインのマリリン・モンロー=1926-1962)」(予価76万円、1952年)、へルムート・ニュートンの「DOMESTIC NUDE 7,LOS ANGELES(7人のヌード、ロサンゼルス)」(予価230万円)、アメリカの写真家、フランセスコ・スカヴロ(Francesco Scavullo、1921-2004)の「HEATHER STEWART WHITE(ヒースのスチュワート・ホワイト、1947年生まれ)」と「CHRISTY TURLINGTON(クリスティー・ターリントン、1969年生まれ)」、さらに「CINDY CRAWFORD(シンディ・クロフォード、1966年生まれ)」の3点。

同じく展示される「ドライブインのマリリン・モンロー」(Photo by Philippe Halsman c Halsman Archive /Marilyn Monroe at the drive-in, 1952,)

フランスの写真家、ベッティナ・ランス(Bettina Rheims、1952年生まれ)さんの「2月20日、イザベル(20 FEVRIER Ⅰ, CC 10.02.90 ISABELLE), 1991」、パトリック・デマルシェリエさんの「ヴォーグ記念号(VOGUE ANNIVERSARY)」(予価400万円)、アメリカの写真家、ミルトン・H・グリーン(Milton H. Greene、1922-1985)の「MARILYN MONROE, SEATED ON A PAVEMENT WEARING A PEASANT SKIRT(粗野なスカートを着て、通りに座るマリリン・モンロー)」。

アメリカの写真家、シド・アヴェリー(Sid Avery、1918-2002)の「AUDREY HEPBURN ON HER BIKE WITH PET DOG(犬を連れてバイクに乗るオードリー・ヘップバン=1929-1990=)」、英国の写真家、ルイス・モーリー(Lewis Morley、1925-2013)の「CHRISTINE KEELER(クリスティーン・キーラー、1942-2017)」、ドイツの写真家、ホルスト・P・ホルスト(Horst P. Horst、1906-1999)の「GLORIA VANDERBILT(グロリア・ヴァンダービルト、1924-2019)」、アメリカの写真家、ブルース・ウェーバー(Bruce Weber、1946年生まれ)さんの「BRITTANY IN THE WOODS(森の中のブリタニー)」、日本の写真家、アラキ・ノブヨシ(荒木経惟、1940年生まれ)さんの「POLA EROS(ポーラ・エロス)」。

アメリカの写真家、ラルフ・ギブソン(Ralph Gibson、1939年生まれ)さんの「UNTITLED (無題、ポートレート=PORTRAIT)」、オーストラリアの写真家でへルムート・ニュートンの妻、アリス・スプリングス、1923年生まれ)さんの「Tina Chow(ティナ・チャウ、1950-1992),1986」と「Isabella Adjani(イザベラ・アジャーニー、1955年生まれ).1980」、さらに「Charlotte Rampling(シャーロット・ランプリング、1946年生まれ).1986」の3点、英国の写真家、グザビエ・ランブール(Xavier Lambours、1955年生まれ)さんの「Hanna Schygulla(ハンナ・シグラ、1943年生まれ).1983」。

開場時間は10時30分から18時30分(最終日は17時)まで。入場料は500円。展示している作品はすべて販売する。日曜日は休み。