中央区が大江戸祭り盆踊り、志摩ゆり子らも

【銀座新聞ニュース=2011年8月20日】中央区は8月26日と8月27日の2日間、浜町公園(中央区日本橋浜町2-59)で「第22回中央区大江戸まつり盆おどり大会」(大江戸まつり実行委員会、03-3546-5686)を開催する。

大江戸まつりは中央区恒例の夏の盆踊り大会で、2011年で22回目を迎える。今回は東日本大震災の被災地への支援の一環として、「被災地支援コーナー」を設けている。

8月26日初日、17時30分頃から甘酒横丁から浜町公園まで練り歩くオープニングパレードがスタートする。「浜町囃子山車(はまちょうはやしだし)」を先頭に、浴衣姿の日本橋中学校女子の横断幕、江戸消防記念会の「木やり」、日本橋、有馬、久松、常盤小学校の子どもみこし、中央区民踊連盟の踊りと連なる。

会場となる浜町公園では2日間にわたり、「名物市コーナー」、「友好・交流都市コーナー」、「大江戸縁日コーナー」などが設置される。「名物市コーナー」には「べったら市」、「歳の市」、「せともの市」の出店が並ぶ。

「友好・交流都市コーナー」には山形県東根市、山梨県富士河口湖町、岡山県玉野市、東京都西多摩郡桧原村(ひのはらむら)、栃木県栃木市、福島県石川町が物産品を販売する。

「大江戸縁日コーナー」は日本橋地区委員会など中央区の団体がかき氷、焼きそばなどを販売する。

8月26日16時から公園内のやぐら舞台で「日本の音頭」が開かれ、民謡歌手の藤山進(ふじやま・すすむ)さん、志摩ゆり子(しま・ゆりこ)さん、「浜町音頭保存会」(中央区日本橋浜町2-49-7、03-3669-0368)会長の福田昭三(ふくだ・しょうぞう)さんらが参加して、錦正流大正琴(きんしょうりゅうたいしょうこと)、月島音頭、小伝馬町音頭が披露される。

18時から江戸消防記念会の「まといふり」と「はしごのり」があり、18時40分から「盆おどり大会」が始まる。藤山進さん、志摩ゆり子さん、福田昭三さんらが中央区オリジナルの「これがお江戸の盆ダンス」(荒木=あらき=とよひささん作詞、市川昭介=いちかわ・しょうすけ=さん作曲、丸山雅仁=まるやま・まさひと=さん編曲)などを唄って、やぐらの回りを中央区民踊連盟や町会、企業のおどりチームが踊り、その回りに一般市民らが参加し、21時まで盆おどりが行われる。

8月27日は16時から「中央区民参加演芸」とし、子ども盆おどりタイム、日本橋ゴールドウイング、日本橋中学校吹奏楽部、八丁堀音頭が演技を披露する。17時15分から「中央区伝統芸能」として、佃の盆踊、浜町囃子、浜町音頭を紹介する。18時30分から「盆おどり大会」がスタートし、浜町囃子などが「これがお江戸の盆ダンス」などを唄い、21時まで行われる。

中央区では2日間で6万5000人以上の参加を見込んでいる。また、2日間、浜町公園の近辺は交通規制が敷かれる。