山野楽器でしゃかり、仲田かおり、普天間かおりら沖縄ライブ

【銀座新聞ニュース=2011年8月15日】山野楽器銀座本店(中央区銀座4-5-6、03-3562-5051)は8月21日14時から7階イベントスペース「ジャムスポット(JamSpot)」で沖縄出身の歌手による「アイランドミュージック ちゃんぷるデイ(Day)」を開催する。

結成10周年を迎える沖縄出身の民謡グループ「しゃかり」、石垣島出身で元「彩風(あやかじ)」のボーカル、仲田(なかだ)かおりさん、沖縄県中頭郡出身の民謡歌手、普天間(ふてんま)かおりさんが「アイランドミュージック ちゃんぷるデイ(Day)」と題して、沖縄の民謡などを披露する。

「しゃかり」は7月6日にアルバム「笑って」(2000円)、仲田かおりさんが2月2日にシングル「パーマ屋ゆんた」(1000円)を、普天間かおりさんが2010年12月1日に「普天間かおりシングル ベスト コレクション アンドモア(and more)!」(2800円)をそれぞれ発売している、

「しゃかり」はボーカルの千秋(上地千秋=うえち・ちあき)さん、パーカッションと三線(さんしん)のカンナリ(上地一成=うえち・かずなり)さん、ギターのマサル(嘉手苅勝=かでかる・まさる)さんの3人で1998年に結成し、マサルさんが2009年3月に脱退、現在2人で活動している。「しゃかり」は千秋さんの生まれ育った北谷町謝苅(ちゃたんちょう・じゃーがる)の読み方からとられた。

千秋さんは1972年沖縄県北谷町生まれ、12歳で沖縄のカラオケ番組で優勝したのをきっかけに、ポップス、ロック、演歌、民謡などのアマチュア時代を経て、1991年に坂本龍一(さかもと・りゅういち)さんのプロジェクトによる「沖縄チャーンズ」に参加、1993年に沖縄バンド「ディアマンテス(DIAMANTES)」のコーラスを務めた。

1998年にマサルさんと「しゃかり」を結成し、2002年に琉球古典音楽芸術選賞(歌・三線の部)で最高賞、2005年に角松敏生(かどまつ・としき)さんと映画「ミラクルバナナ」の主題歌「スマイル(Smile)」を収録、2010年4月に角松敏生さんのプロデュースによる千秋さんの初ソロアルバム「チアキ(CHIAKI)」を発売している。

カンナリさんは1964年沖縄県那覇市生まれ、1985年に「りんけんバンド」に加入、1990年にデビュー、1998年に「しゃかり」をプロデューサーとして参加、2001年に「りんけんバンド」を退き、「しゃかり」に正式参加、2002年より平良(たいら)とみさん主演の喜劇「めんそーれ沖縄」や歌劇「南海のムリカ星」などの舞台音楽の監督も務め、海外公演にも参加した。2010年に沖縄ポップユニット「サンサナー」をプロデュースし、2011年2月に最初のアルバムが発売された。

仲田かおりさんは1971年沖縄県石垣市生まれ、高校進学時に母親の故郷、八重山に戻り、八重山高校に2年在学後、福岡の高校に転校し、卒業後4年間を福岡で過ごした。その後、石垣島に戻り、母親の経営する店を手伝い、店では民謡を唄い、初めてのステージとなる「小浜島はいむる音楽祭」に母親と2人で出演、2003年に「彩風」のボーカルとしてデビューし、2010年9月末に解散し、以降、ソロで活躍している。

ウイキペディアなどによると、普天間かおりさんは1973年沖縄県中頭郡中城村で、琉球王朝の流れを汲む家系に生まれ、3歳のころから歌をはじめ、 1991年に「本間(ほんま)かおり」としてデビュー、アニメソングを中心に歌手活動をはじめ、その後芸名を本名に戻し、シンガーソングライターとしてライブを中心に活動、現在はラジオパーソナリティとしても活動している。

山野楽器のHPで見て、上記のCDをはじめ、対象商品をいずれかを購入する、先着順で招待券をもらえる。