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【銀座新聞ニュース=2013年3月2日】ニコン(千代田区丸の内3-2-3、富士ビル、03-3214-5311)が運営する銀座ニコンサロン(中央区銀座7-10-1、03-5537-1434)は2月27日から3月12日まで佐々木貴範さんによる個展「変貌-3.11釜石」を開いている。
写真家の佐々木貴範(ささき・たかのり)さんが3.11の前の故郷、岩手県釜石市の光景(モノクロ)と現在(カラー)の姿を一対にし、その変貌の様子をカラー19点、モノクロ19点で表現する。
現在の姿は2012年8月に撮影したもので、約1年半の歳月を経てがれきは撤去され、「街中はクシの歯が抜けるように更地化していった」という。しかし、それはがれきが「他の場所に集められただけで、その処分も課題が多い。同様に復興計画の青写真は見えてきたが、最終決定するまでには至っていない。ましてや復興したと言えるには相当の年月が必要だ。つまり、いまはまだ復興へのスタートラインに立ったばかり」と見ている。
佐々木貴範さんは2002年に「消えゆく光景・釜石橋上市場」、2005年に「海の神・山の神-三陸釜石の祭り」、2009年に「鉄の町・釜石」、2012年に「釜石呑ん兵衛横町-3.11復興へ」などの釜石市の光景を撮影した写真展を開いている。
佐々木貴範さんは1967年岩手県釜石市生まれ、1991年に東海大学大学院工学研究科を修了、日本高速通信(現KDDI)に入社、1997年に退職、日本写真芸術専門学校夜間部に入学、1999年に同校を卒業、写真家として活動し、釜石や家族、表現者などをテーマに撮影している。釜石応援ふるさと大使、日本写真家協会会員。
開場時間は10時30分から18時30分(最終日は15時)。入場は無料。
