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【銀座新聞ニュース=2014年5月29日】大手宝飾品メーカーのミキモト(江東区豊洲5-5-13、豊洲アーバンポイント)はミキモト本店ビル(中央区銀座4-5-5)を建て替え、2017年春に全面開業する。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催により、国内外のお客が増えると見て、1974年に開業した現在の9階建ての本店ビルをおよそ40年ぶりに建て替え、高さ約56メートル、売り場面積を現在の2.5倍の12階建て1500平方メートルに増やす。
本店ビルは2015年1月中旬に営業を終了して解体に着手し、2017年1月に完成、3月に開業をめざすが、この間は、銀座2丁目並木通り沿いにある「ミキモト銀座(MIKIMOTO Ginza)2」(中央区銀座2-4-12、03-3562-3130)を本店の仮店舗として営業する。
ミキモトは1906年に銀座4丁目に本店ビルを建設、その後5回以上の改築、改装を重ね、1974年に地下2階、地上9階の現在の本店ビルを開業、1990年に店内を改装し、581平方メートルの売り場面積にした。
敷地面積は約410平方メートルで、新本店ビルの延べ床面積が4500平方メートル、設計と施工は鹿島建設が担当し、入口のファサードの設計は内藤広(ないとう・ひろし)さんが手がける。
内藤広さんは1950年神奈川県横浜市生まれ、1974年に早稲田大学理工学部建築学科を卒業、1976年に同大学大学院修士課程を修了、1976年から1978年までスペイン・マドリッドの「フェルナンド・イゲーラス(Fernando Higueras)建築設計事務所」に勤務、1979年から1981年まで「菊竹清訓(きくたけ・きよのり、1928-2011)建築設計事務所」に勤務、1981年に「内藤広建築設計事務所」(千代田区九段南2-2-8、松岡九段ビル、03-3262-9636)を設立した。
2001年から2011年まで東京大学大学院教授、副学長を歴任し、2007年から2009年まで「グッドデザイン賞」審査委員長を務めた。現在、東京大学名誉教授、総長室顧問。これまでに「海の博物館」で芸術選奨文部大臣新人賞、日本建築学会賞、吉田五十八(よしだ・いそや、1894-1974)賞を受賞、「牧野富太郎(まきの・とみたろう、1862-1957)記念館」で村野藤吾(むらの・とうご、1891-1984)賞、IAA国際トリエンナーレグランプリ、毎日芸術賞を受賞している。ほかに、安曇野ちひろ美術館、島根県芸術文化センター、リバーリトリート雅楽倶アネックス(ANNEX)、日向市駅、虎屋京都店、九州大学椎木講堂などを設計している。

