【銀座新聞ニュース=2026年3月28日】中堅の映画配給会社、シンカ(渋谷区渋谷2-10-14、渋谷トーセイビル、03-6434-1524)は4月10日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-2、東京ミッドタウン日比谷、050-6868-5068)で「脛擦りの森」の初日にらによる舞台あいさつを開く。
4月10日17時30分の回上映終了後、20時の回上映前に、監督の渡辺一貴(かずたか)さんをはじめ、主人公の「謎の男」役の高橋一生さん、謎の女「さゆり」役の蒼戸虹子(あおと・にこ)さん、「若い男」役の黒崎煌代(こうだい)さんが舞台に登場してあいさつする。
eiga.comによると、「脛擦(すねこす)りの森」は監督の渡辺一貴さんと主演の高橋一生さんのタッグによるオリジナル作品で、岡山県に伝わる妖怪「脛擦り(すねこすり)」に着想を得て、深い森の中を舞台に、神秘的で美しく、残酷な愛の物語を描き出す。渡辺一貴さんが岡山県の森に足を運び、その地に伝わる物語からインスピレーションを受けてオリジナル脚本を執筆し、岡山県の高梁市や新見市で撮影が行われた。
物語は人里から離れた深い森の中。足に傷を負った若い男は、女の甘い歌声に導かれ、古めかしい神社にたどり着く。そこには謎の男と、若く美しい妻・さゆりが暮らしていた。看病を受け、傷も癒えた若い男は、そこで夢のような、時の止まったかのような時間を過ごす。繰り返される穏やかな日々は、まるで永遠に続くかに思えたが。
渡辺一貴さんは1969年静岡県富士市生まれ、1991年に一橋大学を卒業、同年にNHKに入局、NHK岡山放送局にてニュース取材を行ったり、「NHKのど自慢」を担当したりしていた。1995年に東京のドラマの部署に異動し、大河ドラマなどの副監督を務め、2007年にNHK名古屋放送局に異動し、ドラマのチーフ演出を務め、チーフ演出として制作に携わった「リミット-刑事の現場2-」で、「雰囲気を殺さない、芝居を止めない、段取り通りでなくその場でひらめいたことをやってみる」という渡辺一貴さん演出の土壌が出来上がった。
その後、東京に戻り、大友啓史さん(1966年生まれ)らとともに「龍馬伝」の演出を手掛けた。2018年にNHKエンタープライズに出向、引き続きNHKのドラマ作品の企画立案、演出を務め、2020年より手掛けているドラマシリーズ「岸辺露伴は動かない」は、難易度が高いとされているマンガの実写化を成功させ、2021年1月度のギャラクシー賞を受賞した。
2022年に撮影監督の大和谷豪(やまとや・ごう)さんとともに映像制作プロダクション「CULTBLAN(カルトブラン)」を設立し、渡辺一貴さんは取締役に就任した。2023年に映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」で実写映画の初監督を務め、NHKが製作したドラマの映画化作品として初めて興行収入が10億円を突破した。
映画の監督しては2023年に「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」、2025年に「ショウタイムセブン」、同年に「岸辺露伴は動かない 懺悔室」を監督し、「脛擦りの森」が4作目になる。現在、NHKエンタープライズのエグゼクティブ・プロデューサー。
チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、3月29日23時59分締め切り。4月2日10時から一般発売する。料金は2300円均一。プレミアボックスシートは1000円プラス。
