丸善日本橋で坂口友佳子「みまもりねこ」原画展、猫と少女の話

【銀座新聞ニュース=2026年4月1日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は4月1日から7日まで3階ギャラリーで「『みまもりねこ』絵本原画展 坂口友佳子の世界」を開く。

丸善・日本橋店で4月1日から7日まで開かれる坂口友佳子さんの「『みまもりねこ』絵本原画展」のフライヤー。

児童文学作家の村山早紀さん(1963年生まれ)が文章を、イラストレーターの坂口友佳子さんが絵を担当し、2025年3月に刊行された創作絵本「みまもりねこ」(ポプラ社、税込1650円)の原画展を開く。「みまもりねこ」の原画のほか、新旧作の原画も展示する。

佐賀新聞の2025年12月16日の佐賀県立図書館司書ネットワーク課の犬塚優海さんの「県立図書館のドンどん読書」によると(以下、漢字のひらかなを省く)、「この物語は、一匹のおばあさん猫と女の子の絆のお話です。命の終わりが近づいてきたおばあさん猫の唯一の気がかりは、いつも寂しそうに泣いている女の子のこと。自分の命が終わる直前に、あの子のそばにいたいと星に願いました。願いがかなった猫は、死後、透明な見えない猫になります。

女の子は猫の死を知って悲しみますが、その夜、女の子の夢の中で猫が語りかけます。「ずっとそばにいますからね。みえないけれど、いっしょなの。だから、なかないで」と。それから女の子は泣かなくなりました。いつもそばには見えない猫がいると信じていたからです。そして、女の子は成長し、大人になった彼女のもとに現れたのは…。種族と時を超えた、大きな愛に心が温かくなる一冊です」

坂口友佳子さんは1989年大阪府生まれ、2011年に京都造形芸術大学キャラクターデザイン学科を卒業、MJイラストレーションズ19期生、2011年から2018年までCM制作会社「ハット」演出部に所属し、2017年に第15回TIS公募で銀賞(南伸坊さんの「わたしの一枚」選)を受賞している。

2020年に「どこどこけだまちゃん」を刊行、2021年に岩波少年文庫のフランク・ボーム(Lyman Frank Baum、1856-1919)の「ガラスの犬 ボーム童話集」(訳は津森優子さん)の絵を手掛け、2022年にアビー・ロングスタッフ(Abie Longstaff)さんの「ひみつの地下図書館」シリーズの(1)「クモの巣で大さわぎ?!」(訳は代田亜香子さん)、(2)「消えた子犬をさがせ!」(訳は代田亜香子さん)、(3)「真夜中のゆうれい?」(訳は二木夢子さんと代田亜香子さん)、(4)「あたらしい船出」(訳は二木夢子さんと代田亜香子さん)の絵を手掛けている。

同年に久保田香里さんの「やくやもしおの百人一首」の絵を手掛け、2023年に柚木麻子さんの「マリはすてきじゃない魔女」の絵を担当し、同年にジーン・メリル(Jean Merrill、1923-2012)の「そんなのうそだ!」(訳は小宮由絵さん)の絵を手掛け、2024年におおぎやなぎちかさんの「アゲイン アゲイン」の絵を担当し、2025年に柚木麻子さんの「まぼろしの動物 ニホンオオカミ 小学生、なぞのはくせいの正体を追う」の絵を手掛けている。

4月1日9時30分から17時、2日と3日は14時から17時、4日、5日、6日は10時30分から17時、7日最終日は11時から15時まで坂口友佳子さんが来場する。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。