サニーヘルス、アイスなら低脂肪の「氷菓」を、食後に温かいお茶も

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【銀座新聞ニュース=2014年7月5日】サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル6階、0120-662-444)はこのほど、調査レポート「ダイエット中に太らないアイスの選び方と食べ方」を発表した。

夏場になると手が出るアイス。多量の砂糖や乳脂肪が含まれているものも多く、ダイエットにはコーンではなく、「氷菓」を選びたい。

夏場になると手が出るアイス。多量の砂糖や乳脂肪が含まれているものも多く、ダイエットにはコーンではなく、「氷菓」を選びたい。

アイスクリームがおいしい季節となってきたが、アイスクリームには、多量の砂糖や乳脂肪が含まれて高カロリーなものが多く、「アイス」といっても、低脂肪のものから乳脂肪の多い濃厚タイプまで、カロリーにはかなり開きがある。

その見極め方は、パッケージの表記にある「種類別」という項目と、栄養成分表の「脂質」にあり、そこに注目したい。「種類別」は含まれている成分によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4つに分類される。

日本におけるアイスクリーム類と氷菓は食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(乳等省令)と「アイスクリーム類及び氷菓の表示に関する公正競争規約」によって分類されている。

アイスクリームは乳固形分が15パーセント以上、乳脂肪分が8パーセント以上のもので、4種類のうち、乳固形分と乳脂肪分がもっとも多く含まれている。乳成分が多いため、ミルクの風味がよく感じられ、商品名ではハーゲンダッツ、レディーボーデン、モウ(MOW)、クランキーアイスバー、ピノ、パーム(PARM)、牧場しぼりなどがある。

アイスで内臓が冷えたら、温かいお茶を。

アイスで内臓が冷えたら、温かいお茶を。

また、アイスクリームは氷点下18度以下で保存されることが前提で、適切な温度で保存されれば細菌などの繁殖もないが、不適切な温度管理をすると、変質してしまい、元に戻らないことから、保存期間よりも温度管理が重要で、日本を含め世界的に賞味期限、消費期限の表示義務はない。

アイスミルクは乳固形分10パーセント以上、乳脂肪分3パーセント以上のもので、アイスクリームよりも乳成分が少ないが、脂肪分を補うために植物性脂肪が配合されていることもあるため、必ずしもアイスクリームよりもカロリーが低いとは限らない。商品名ではチョコモナカジャンボ、ジャイアントコーン、雪見だいふくなどがある。

ラクトアイスは乳固形分3パーセント以上のもので、乳由来の成分は少ないが、植物性脂肪が多く使われているため、アイスクリームに比べ低カロリーというわけではない。商品名では爽(そう)、ス-パーカップ、パナップ、パピコ、クーリッシュなどがある。

氷菓は乳固形分3.0パーセント未満のもので、果汁を凍らせたアイスキャンディやシャーベットなどは法的には「氷菓」とされ、上記3種のアイスクリーム類とは別扱いになる。比較的カロリーが低いものが多く、商品名ではスイカバー、ガリガリくん、アイス・ボックス(ICE BOX)、あずきバー、メロンボール、シャビィなどがある。

アメリカの食品医薬品局による規則では、アイスクリームは乳固形分20パーセント以上、乳脂肪分10パーセント以上を含むものとされている。乳脂肪6パーセント以上、タンパク質2.7パーセント以上のものはメロリン(Mellorine)と称される。以前はアイスクリームよりも乳固形分、乳脂肪分が少ない分類としてアイスミルクがあったが、現在は廃止されている。

ウイキペディアによると、乳製品を天然の氷や雪で冷やして食べる習慣は紀元前より見られ、ユリウス・カエサル(Gaius Julius Casar、BC100-BC44)やアレクサンドロス3世(大王、Alexander the Great、BC356?-BC323)が乳や蜜に氷や雪を加えて飲んだという話が伝わっている。また、3000年以上に中国で作られた菓子であるとマルコ・ポーロ(Marco Polo、1254-1324)が伝えており、彼が中国で乳を凍らせたものを食べ、その製法をイタリアに伝えたという話もある。

16世紀初頭にパドヴァ大学のマルク・アントニウス・ジマラ(Marcantonio Zimara、1475-1535)が常温の水に多量の硝石を溶かすと溶解熱により吸熱し、冷却することを発見した。16世紀中ごろにはベルナルド・ブオンタレンティ(Bernardo Buontalenti、1536-1608)が氷に硝石を加えることでマイナス20度程度まで温度が下がることを発見した。この原理を利用して人工的に食品を凍結させるという技術が可能となった。

現在のアイスクリームの原型は16世紀中ごろ、フィレンツェでブオンタレンティがメディチ家のために創作したセミフレッドのズコット(半ば凍った状態の氷菓)とされている。フランスのオルレアン侯アンリ(後のアンリ2世、Henri2 de France、1519-1559)に嫁いだメディチ家のカテリーナ・デ・メディチ(カトリーヌ・ド・メディシス、Caterina de’Medici、Catherine de Medicis、1519-1589)が、菓子職人とともにフランスに持ち込んだともいわれている。

1686年にシチリア出身のフランチェスコ・プロコピオ・ディ・コルテッリ(仏名フランソワ・プロコープ、Procopio Cuto、or Francesco Procopio Cuto、or Francesco Procopio dei Coltelli、1651-1727)がパリでカフェ「ル・プロコープ」を開店し、1720年にシチリアの氷菓グラニータをアレンジした「グラス・ア・ラ・シャンティ(glace a la chantilly)」を売り出した。これはホイップクリームを凍らせた氷菓であったが、アイスクリームの商業的成功の最初の例と見なされている。

イギリスには1624年、カトリーヌの孫アンリエット・マリー(Henrietta Maria of France、1609-1669)がチャールズ1世(Charles1、1600-1649)に嫁いだ際に、ジェラート(アイスクリーム)職人を伴い、伝わったとされている。チャールズ1世は、アイスクリームの製法を秘密にし、王にだけアイスクリームを提供する見返りに、アイスクリーム職人に生涯年金を与えたという伝説があるが、この逸話は19世紀以前の文献には現れず、アイスクリーム売りによる創作とされている。

初期のアイスクリームは、冷たいボウルの中で手作業により造られ、製造は大変に困難だった。1846年にアメリカの主婦ナンシー・ジョンソン(Nancy M. Johnson)が手回しのクランク式のかく拌機を発明し、1851年にはメリーランド州ボルチモア市の牛乳屋ヤコブ・フッセル(Jacob Fussell、1792-1855)が余った生クリームを処理するために世界初のアイスクリーム製造工場を造った。

この後、アイスクリームは量産品と、生洋菓子に分かれ、量産品のアイスクリームは、アメリカで作られ、一方、1867年ドイツで製氷機が発明されると、この冷凍技術と酪農の発達に伴い、アイスクリームの工場生産時代を現出した。アイスクリームサンデー(Sundae)は、1881年にウィスコンシン州のエド・バーナー(Edward C.Berners、1863-1939)が日曜日に5セントでデザートを提供したことからこの名がつけられたとされている。

日本人で初めてアイスクリームを食べたのは1860年(万延元年)に咸臨丸でアメリカにわたった遣米使節団で、日本初のアイスクリームは、1869年に遣米使節団のメンバーであった町田房蔵(まちだ・ふさぞう)が、アメリカに密航した後に帰国した出島松蔵(でじま・まつぞう)から製法を教わり、横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で「あいすくりん」という名称で製造販売した。

1人前の値段は2分(現在の価値で約8000円)と高価で、民衆に敬遠され、なかなか浸透しなかった。原料は生乳、砂糖、卵黄とシンプルで、いまは「カスタードアイス」とも呼ばれている。出島松蔵は明治天皇に「あいすくりん」を献上している。このアイスは富士の氷穴及び函館の天然氷を用いて製造したと本人が書き残している。1899年に東京銀座の資生堂主人、福原有信(ふくはら・ありのぶ、1848-1924)が売り出して広まった。

サニーヘルスでは、ダイエットに適したアイスの選び方と食べ方として、成分表示をチェックして、エネルギー、脂肪の少ないものを選ぶのが基本としている。その上で、低脂肪であるものが多い「氷菓」がお勧めという。アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスは脂質が高い傾向にあり、高カロリーなので、もし、買うならサイズが小さめのものを選びたい。例えば、ハーゲンダッツなら通常のカップ(ミニカップ1個が120ミリリットル、267キロカロリー)より、6個入りマルチパック(1個あたり75ミリリットル、167キロカロリー)にして、1日1個に抑える。

また、コーンカップのタイプよりは、スプーンで食べるタイプを選ぶ方がいい。食べる時間も15時から18時が最適で、この時間帯は1日でもっとも体温が高く、太りにくい時間帯と考えられているからだ。夜のお風呂の後、寝る前、お酒の後などに食べないようにしたい。さらに、冷たいアイスを食べた後には、温かいお茶などを飲むよう心掛けたい。内臓が急に冷やされると消化器官の機能が低下し、食欲が落ちたり、下痢、夏バテなどを引き起こす原因となる。冷えは美容の大敵で、身体を温めることで代謝、免疫力アップ、内臓の働きをよくする。