銀座スウィングで寺井尚子がライブ、北島直樹、中沢剛ら

【銀座新聞ニュース=2011年8月18日】二條(中央区銀座西2-2、銀座インズ2-2階)が運営する銀座スウィング(中央区銀座西2-2、銀座インズ2-2階、03-3563-3757)で8月18日に寺井尚子さんによるジャズライブを開催する。

ジャズ・バイオリン奏者の寺井尚子(てらい・なおこ)さんが「寺井尚子クインテット」と一緒に出演する。「クインテット」はピアノの北島直樹(きたじま・なおき)さん、ベースの店網邦雄(たなあみ・くにお)さん、ドラムの中沢剛(なかざわ・ごう)さんで構成されている。

寺井尚子さんは3月16日にアルバム「ライムライト」(2800円)を発売している。「ライムライト」は「愛のプレリュード」などのクラシック、「チャップリン・メドレー」などの映画音楽がテーマで、BS-TBS「気ままにディレクターズ・カット」のテーマ曲「夢の旅路」など12曲が収録されている。

寺井尚子さんは1967年神奈川県藤沢市生まれ、12歳と14歳の時に「学生音楽コンクール東日本大会」で奨励賞を受賞、当初はクラシックを専攻していたが、途中でジャズに転向し、1988年にジャズバイオリン奏者としてプロデビューした。1998年に初のリーダー・アルバムを発売、2000年にスイングジャーナル誌の「ジャズ・ディスク大賞」でニュー・スター賞、「第18回日本ゴールドディスク大賞」でジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー賞などを受賞した。

2003年に鈴鹿サーキットで開催された「F1日本グランプリ」で君が代を演奏、2008年に「第33回南里文雄(なんり・ふみお、1910-1975)賞」を受賞した。2010年3月に文化庁「芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)」を受賞している。

北島直樹さんは青山学院大学在学中にプロデビュー、阿川泰子(あがわ・やすこ)さんのアルバム「ジャーニー」と「サングロウ」でアレンジを担当、寺井尚子さんのアルバム「アンセム」、「ジャズワルツ」に作曲家としても参加し、現在は「寺井尚子クインテット」として活動している。

店網邦雄さんは1955年東京都生まれ、ロック、ジャズ、クラシック、ラテン、シャンソン、タンゴとあらゆるジャンルで演奏し、現在、「原信夫(はら・のぶお)とシャープス&フラッツ」で阿川泰子(あがわ・やすこ)さん、ケイコリーさん、マリーンさん、マルタさんらをサポートしている。また、「寺井尚子カルテット」のレギュラーメンバーで、ローランドの全国大会のベースも務めている。

中沢剛さんは1974年神奈川県横浜市生まれ、中学でドラムをはじめ、高校卒業後にアメリカにわたり、帰国後に小柳(こやなぎ)ゆきさんのツアーサポートメンバーとして活動、 2002年より「寺井尚子クインテット」に参加し、劇団四季ミュージカル「マンマミーア」でドラム奏者としても活躍している。

開演時間は19時と21時の2回で、音楽チャージは会員と同伴者が5250円、一般が6300円。