エイゾーで猪井貴志ら17人の鉄道写真展、長根広和らセミナー

【銀座新聞ニュース=2011年8月18日】アスカネット(広島市安佐南区祇園3-28-14、082-850-1200)は電子機器メーカーのナナオ(石川県白山市下柏野町153、076-275-4121)が運営するショールーム「エイゾー(EIZO)ガレリア銀座」(中央区銀座3-10-6、マルイト銀座第3ビル、03-3547-7718)で8月30日から9月10日まで「『鉄道物語』-マイブックでつづる鉄道写真家17人の写真集展」を開催する。

葬儀葬祭向け写真や個人向け写真集「マイブック」などを手がけるアスカネットが「日本鉄道写真作家協会」(千代田区飯田橋3-4-3、エレガンス飯田橋504、有限会社レイルマンフォトオフィス内)に所属する鉄道写真家17人の鉄道写真作品を「マイブック」を使って展示する。

今回、作品を公開するのは1947年神奈川県生まれ、東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業の猪井貴志(いのい・たかし)さん、1954年兵庫県西宮市生まれ、関西大学工学部卒業の岩堀春夫(いわほり・はるお)さん、梅木隆秀(うめき・たかひで)さん、1958年群馬県生まれ、大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業の小賀野実(おがの・みのる)さん。

1967年兵庫県神戸市生まれ、千葉大学工学部画像工学科を卒業の金盛正樹(かなもり・まさき)さん、1977年長野県生まれ、九州産業大学芸術学部写真学科卒業の久保田敦(くぼた・あつし)さん、1958年東京都生まれの結解学(けっけ・まなぶ)さん。

河野孝司(こうの・たかし)、助川康史(すけがわ・やすふみ)さん、1962年岐阜県岐阜市生まれの高木茂樹(たかぎ・しげき)さん、1957年大阪府大阪市生まれ、大阪芸術大学芸術学部卒業の高松大典(たかまつ・だいすけ)さん。

1967年東京都生まれ、成蹊大学法学部卒業、東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業で鉄道写真ライブラリーの「レイルマンフォトオフィス」の代表取締役、中井精也(なかい・せいや)さん、1974年神奈川県横浜市生まれ、武蔵工業大学機械科卒業の長根広和(ながね・ひろかず)さん。

1962年京都府生まれ、東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業の松本正敏(まつもと・まさとし)さん、1987年東京都生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業、「レイルマンフォトオフィス」のスタッフの村上悠太(むらかみ・ゆうた)さん。

1960年東京都墨田区生まれ、国立筑波大学付属聾学校高等部専攻科デザイン科卒業の持田昭俊(もちだ・あきとし)さん、1970年広島県生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業、「レイルマンフォトオフイス」代表取締役の山崎友也(やまざき・ゆうや)さん。

アスカネットは1982年に「飛鳥写真工芸社」(1983年に株式会社飛鳥写真館)として設立され、葬儀葬祭市場などを中心に展開し、2000年に個人向け写真集「マイブック」製作事業をはじめ、2005年に東証マザーズに上場、「パーソナルパブリッシングサービス事業」や空中結像という技術で「エアリアルイメージング事業」などにも広げている。

「日本鉄道写真作家協会」は鉄道写真で活躍する職業写真家の集まる任意団体で1988年に設立され、会員相互の親睦と、鉄道写真界の発展に寄与することを目的としている。現在、23人の正会員が所属し、作家、鉄道研究家、編集者など会友7人、賛助会員として鉄道雑誌、鉄道図書の出版社、写真機材、感材メーカー、現像所など13社が所属している。

9月2日16時、9月3日13時、9月9日16時、9月10日13時からセミナーとトークショーを開く。いずれも第1部はナナオによる「液晶モニターの選び方と正しい調整方法」で、第2部がアスカネットが主催する鉄道写真家によるフォトセッションだ。鉄道写真の撮り方や構図から、オリジナル写真集「マイブック」を作成するときの作品を選ぶ方法やレイアウトのコツまで専門家が説明する。

出演する写真家は9月2日と9月3日が山崎友也さん、長根広和さん、久保田敦さん、9月9日と9月10日が中井精也さん、長根広和さん、村上悠太さん。

定員は各回とも先着30人で、セミナーとトークショーは「エイゾーガレリア銀座」に電話か、あるいはHP(http://www.eizo.co.jp/index.html)から申し込む。

開場時間は10時30分から18時(最終日16時)までで、入場は無料。日・月曜日と祝日が休み。