鉄砲洲「節分祭」に子供歌舞伎「春から縁起がいい」、親が演奏

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【銀座新聞ニュース=2013年1月20日】新富座こども歌舞伎の会(中央区新富1-17-10、03-3551-2893)は2月3日に「鉄砲洲稲荷神社」(中央区湊1-6-7、03-3551-2647)神楽殿の節分祭で公演する。

2月3日に「鉄砲洲稲荷神社」で公演する新富座こども歌舞伎。画像は2012年2月の節分祭の公演風景で、右で演奏しているのが新富座連中。

「新富座こども歌舞伎の会」は日本舞踊の「藤間流(ふじまりゅう)」師範の「藤間文園(ふじま・ふみその)」という芸名をもつ諸河文子(もろかわ・ふみこ)さんが、「地方には子ども歌舞伎があるのに、歌舞伎座をもつ中央区にはない。神社の節分の時に、こども歌舞伎にぜひとも『こいつぁ春から縁起がいい』という口上を言わせたい」との思いから、2007年4月に発足した。

「新富座」という枕詞は明治時代に「新富座」があり、ウイキペディアなどによると、江戸時代に「中村座(当初猿若座)」、「市村座(当初村山座)」と並んで歌舞伎劇場の「江戸三座」といわれた「守田座(当初森田座)」を改称して1875年に設立され、1923年の関東大震災で焼失し、現在は跡地に京橋税務署が建てられている。その「新富座」を復興する狙いもあるという。

役者は中央区在住の小学生で、劇団「前進座」(武蔵野市吉祥寺南町3-13-2、0422-49-2811)の藤川矢之輔(ふじかわ・やのすけ)さんと諸河文子さんが中心になって稽古をつけている。また、出演者の両親などによる演奏集団「新富座連中」を結成し、伴奏を担当している。

今回の演目は天下泰平と五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願する「舞踊 義太夫 寿式三番嫂(ことぶきしきさんばそう)」と「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)」、それに「白浪五人男(しらなみごにんおとこ)」だ。

口上は京橋築地小学校5年の石黒舞(いしぐろ・まい)さん、「舞踊 義太夫 寿式三番嫂」は明石小学校3年の佐藤暦(さとう・こよみ)さん、明石小学校3年の田島恭子(たじま・きょうこ)さん、京橋築地小学校3年の松沢英茉(まつざわ・えま)さん。

「三人吉三巴白浪」はもっとも人気のある「大川端庚申塚(おおかわばたこうしんづか)の場」で、「おとせ」が豊海小学校4年の大野千尋(おおの・ちひろ)さん、「お嬢吉三」が佃島小学校4年の岡香凛(おか・かりん)さん、「お嬢吉三」が佃島小学校5年の手嶋雄也(てしま・ゆうや)くん、「和尚吉三」が月島第三小学校5年の本間天詞(ほんま・てんし)くん、「金貸し太郎右ヱ門」が月島第一小学校2年の葉葺玲央(はぶき・れお)さん。

「白浪五人男」は「稲瀬川勢揃の場(いなせがわせいぞろいのば)」で、「日本駄右衛門」が明正小学校5年の岡田香菜(おかだ・かな)さん、「弁天小僧菊之助」が中央小学校2年の片山英恵(かたやま・はなえ)さん、「忠信利平」が佃島小学校3年の前田結香(まえだ・ゆうか)さん。

「赤星十三郎」が泰明小学校2年の高浜優花(たかはま・ゆうか)さん、「南郷力丸」が中央小学校3年の名塩孝太朗(なしお・こうたろう)くん、捕手が泰明小学校1年の釜口陽子(かまくち・ようこ)さん、泰明小学校1年の北野秀悟(きたの・しゅうご)くん、坂本小学校1年の酒井瞭輔(さかい・りょうすけ)くん、月島第一小学校1年の葉葺真央(はぶき・まお)さん、月島第一小学校1年の葉葺理央(はぶき・りお)さん、泰明小学校1年の半田結梨乃(はんだ・ゆりの)さん。

音楽は「新富座連中」が務める。新富座連中は三味線が木曽小百合(きそ・さゆり)さん、大津嘉一郎(おおつ・かいちろう)さん、松沢(まつざわ)きよさん。唄が広川修司(ひろかわ・しゅうじ)さん、片山英治(かたやま・えいじ)さん、葉葺龍(はぶき・りょう)さん、釜口豊(かまぐち・ゆたか)さん。

お囃子(はやし)が青木(あおき)ほしよさん、島津聖(しまづ・ひじり)さん、岡大助(おか・だいすけ)さん、石黒君枝(いしぐろ・きみえ)さん、本間小百合(ほんま・さゆり)さん、松沢香織(まつざわ・かおり)さん、田島慶子(たじま・けいこ)さん、狂言方が手嶋亜希子(てしま・あきこ)さん、佐藤恵(さとう・めぐみ)さんが担当している。

開演時間は13時で、入場は無料。

注:「寿式三番嫂」の「嫂」は正しくは「女」が付かない漢字です。