銀座シネパトス「インターミッション」で秋吉久美子、染谷将太ら挨拶

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【銀座新聞ニュース=2013年2月15日】オブスキュラは2月23日から銀座シネパトス(中央区銀座4-8-7先、三原橋地下街、03-3561-4660)で一般公開する「インターミッション」の初日に秋吉久美子さん、染谷将太さんらによる舞台あいさつを開催する。

2月23日から銀座シネパトスで公開される「インターミッション」((C)2013「インターミッション」フィルムパーナーズ)。これが3月末で閉鎖される銀座シネパトスの最後のロードショー作品となる。

2月23日11時の回上映終了後と13時30分の回上映前に、監督の樋口尚文(ひぐち・なおふみ)さんをはじめ、支配人「クミコ」役の秋吉久美子(あきよし・くみこ)さん、支配人のダンナ「ショウタ」役の染谷将太(そめたに・しょうた)さんが舞台に登場してあいさつする。

「インターミッション」は銀座シネパトスが東京都の三原地下街取り壊し計画に基づき、3月31日に閉館することが決まり、それに対して、映画批評家でシネパトスで俳優や女優陣と対談してきた樋口尚文さんが立ち上がってシネパトスを舞台に最後のロードショーとなる作品を制作することを決め、自ら初めて監督した、観客たちの会話劇がおりなすブラックコメディ映画だ。

物語は取り壊しが決まった銀座の古い名画座が舞台で、支配人のクミコとスーパー年の差カップルのダンナ・ショウタがイラダチながらその最後の日を待っていると、劇場に押し寄せるのは、地震と放射能の心配で毎日モヤモヤしている、アブないお客たちばかりで、映画の休憩時間ごとにスパークするお客たちの物語は、ついにクミコをあるとんでもない決意に向かわせる。

お客として登場するのは、香川京子(かがわ・きょうこ)さん、小山明子(こやま・あきこ)さん、水野久美(みずの・くみ)さん、竹中直人(たけなか・なおと)さん、佐野史郎(さの・しろう)さん、佐伯日菜子(さえき・ひなこ)さん、ひし美ゆり子(ひしみ・ゆりこ)さん、寺島咲(てらしま・さき)さんらだ。

樋口尚文さんは1962年生まれ、早稲田大学政治経済学部を卒業、在学中に8ミリ映画を制作し、大学時代の1983年にぴあフィルムフェスティバルに入選した。一方で映画論の執筆もはじめ、ダゲレオ映像評論賞に入賞し、1985年に書き下ろし映画評論集を出版した。1987年に電通に入社、CMプランナーとして多くのテレビCMを企画し、2010年現在、第2クリエーティブ局部長、クリエーティブ・ディレクターを務めている。

電通に勤務するかたわら、映画評論家としても活動し、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、日本映画プロフェッショナル大賞、日本民間放送連盟賞などの審査委員も務めている。2013年2月から3月末にかけて銀座シネパトスの最後の上映作品となる映画「インターミッション」で初めて監督を務めた。

ウイキペディアなどによると、秋吉久美子さんは1954年静岡県富士宮市生まれ、福島県いわき市育ち、福島県立磐城女子高校(現県立磐城桜が丘高校)を卒業、1972年に「旅の重さ」のオーディションで2位となり、出演し、映画デビューした。1973年に「十六歳の戦争」(公開は1976年)で主演、1974年に映画「赤ちょうちん」、「妹」、「バージンブルース」に出演し、第11回ゴールデンアロー映画新人賞を受賞した。

1976年に「さらば夏の光よ」と「あにいもうと」に主演し、1977年に第19回ブルーリボン賞主演女優賞、1976年に「挽歌」でアジア映画賞主演女優賞を受賞した。1979年に「青い三角定規」の岩久茂(いわひさ・しげる)さんと結婚し、長男が誕生した。

1981年にソープ嬢を演じた「の・ようなもの」で映画界に復帰、1985年に「男はつらいよ 寅次郎物語」で日刊スポーツ映画大賞助演女優賞、1988年に「異人たちとの夏」で第31回ブルーリボン賞助演女優賞などを受賞、1990年に「誘惑者」で東京国際映画祭さくらシルバー賞、1996年に「深い河」で第19回日本アカデミー賞優秀主演女優賞などを受賞している。2009年9月に早稲田大学政治経済学術院大学院公共経営研究科を卒業している。

染谷将太さんは1992年東京都江東区生まれ、9歳の時に映画に出演し、2009年に映画「パンドラのはこ」で長編映画初主演、2011年に第68回ベネチア国際映画祭で「ヒミズ」により、最優秀新人賞にあたるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞した。2012年に「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」で第66回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞している。

チケットはすでにチケットぴあを通じて指定席券を発売しており、11時の回は販売終了だが、13時30分の回はまだ販売している。料金は2000円。また、当日朝から劇場窓口で自由席券を販売する。