日比谷「あの人が消えた」完成上映会で高橋文哉、北香那ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2024年8月29日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)傘下のTOHO NEXT(同)は9月4日にTOHOシネマズ日比谷(千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「あの人が消えた」の完成披露上映会を開く。

9月20日から一般公開される「あの人が消えた」((C)2024「あの人が消えた」製作委員会)。

4日18時から上映するが、その前に監督の水野格(いたる)さんをはじめ、主人公の配達員の青年「丸子」役の高橋文哉さん、「小宮」役の北香那さん、「長谷部」役の坂井真紀さん、「沼田」役の袴田吉彦さん、「島崎」役の染谷将太さん、「荒川」役の田中圭さんが舞台に登場してあいさつする。

ウイキペディアによると、「あの人が消えた」は監督、脚本を手がけた水野格さんのオリジナルのミステリー映画で、「次々と人が消える」という噂のマンションを舞台に、配達員の青年が会社の先輩と2人で怪しげな住人の正体を探ろうとして、思いも寄らぬ大事件に巻き込まれていく姿を描いている。

物語は「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンションの担当になった配達員・丸子が日々マンションに出入りして荷物を届けるなかで、その住人のひとり・小宮は自身が愛読しているWEB小説の作者ではないか?と察して、密かに憧れを抱いていく。

しかし、その一方で、挙動不審な住人の島崎に小宮のストーカー疑惑が持ち上がり、丸子は運送会社の先輩で、小説家志望の荒川の協力を仰ぎ、他の住人たちへの聞き込みを開始する。引っ越し先を探しているという沼田や、詮索好きのおしゃべりな女性・長谷部からとんでもない目撃情報を聞き、彼を危険人物と断定する丸子。

小宮を守りたい一心で部屋に単身侵入を試みるが、運悪く帰宅した島崎と鉢合わせてしまう!時を同じくして、世間を揺るがす大事件を追っていた警視庁がマンションに接近!?一触即発の緊張感が流れ始めるなか、事態は思わぬ方向へと突き進んでいく。

公式サイトによると、水野格さんは1989年愛知県名古屋市生まれ、2023年に監督を務めた日本テレビ系ドラマ「ブラッシュアップライフ」が国内外で多くの賞を受賞し、「Asian Academy Creative Awards 2023」で最優秀監督賞を受賞した。2022年に企画・監督を務めた日英共同開発ドラマ「名探偵ステイホームズ」が国際的な評価を得て、その米国版を、実写版「ONEPIECE」を手がけた「Tomorrow Studios」と共に企画進行中。

2017年にテレビ版「お前はまだグンマを知らない」と劇場版「お前はまだグンマを知らない」の監督を手掛けている。

チケットはチケットぴあを通じて「先行抽選」を受付中で、30日11時締め切り。料金は一般2200円、大学生1700円、60歳以上のシニア1500円、高校生以下3歳以上、障がい者1200円。プレミアボックスシートは1000円プラス。