丸善丸の内で小野月世「花の水彩画」展

【銀座新聞ニュース=2018年12月3日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は12月5日から11日まで4階ギャラリーで小野月世さんによる水彩画展を開く。

丸善・丸の内本店で12月5日から11日まで開かれる小野月世さんの水彩画展に出品されている「ミモザの季節」(6号)。

水彩画家で、日本水彩画展で内閣総理大臣賞を受賞している日本水彩画会(台東区東上野4-6-7、シティコープ上野広徳、03-5828-1616)常務理事の小野月世(おの・つきよ)さんが12月上旬に「小野月世の水彩画 花レッスン」(日貿出版社、税別2200円)を刊行するのを記念して、40号の大作をはじめ、20号から8号まで色彩豊かに描かれた花の作品およそ30点を展示する。

「小野月世の水彩画 花レッスン」は、花についてどのような色を使って絵画へと仕上げていく技法をわかりやすく説明している。

小野月世さんは1969年兵庫県生まれ、1994年に女子美術大学絵画科日本画専攻を卒業、在学中の1991年に日本水彩展で奨励賞、1993年にアートマインドフェスタ’93で青年大賞、卒業時に卒業制作展で優秀賞、1996年に同大学大学院美術研究科日本画専攻を修了した。

1996年に日本水彩画会会友推挙、2000年に第35回昭和会展に招待出品(2001年に昭和会賞、2002年に賛助出品)、グループ展「水彩人」に出品(以後、毎年出品)、2005年に日本水彩画展で内閣総理大臣賞を受賞している。現在、日本水彩画会常務理事。

開場時間は9時から21時(最終日は17時)。入場は無料。