石岡市のデザート3種、茨城マルシェで、辻口博啓が支援

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【銀座新聞ニュース=2013年2月14日】茨城県石岡市は2月16日から28日まで茨城マルシェレストラン(中央区銀座1-2-1)で「いしおかサンド」を販売する。

茨城マルシェレストランで2月16日から28日まで販売される「いしおかサンド」のひとつ、羽鳥屋の「いしおかサンド 市産ごまのケーキ」。

「いしおかサンド」は2012年4月に石岡市がパティシエの辻口博啓(つじぐち・ひろのぶ)さんが社長を務めるスーパースイーツ(目黒区自由が丘2-3-8)に協力を要請し、辻口博啓さんがスーパーサポーターとして石岡産地の食材を使って、地元の菓子職人と共同開発したスイーツで、13人がそれぞれ1品ずつ生産し、地元のみで販売している。

今回はそのうち、ぶれっどのケーキ屋さん(石岡市柿岡2357-2、0299-44-0875)の「いしおかハートサンド」、羽鳥屋(石岡市国府5-7-18、0299-22-2575)の「いしおかサンド 市産ごまのケーキ」、和菓子工房 おじま(石岡市府中2-2-9、0299-22-2055)の「いしおかサンド ひなの都路 洋」の3品を茨城マルシェレストランで提供する。

「いしおかハートサンド」は添加物を加えていないヨーグルトと、いちご本来の香りが感じられるジャムを合わせ、サンドの上からホワイトチョコをコーティングしたサンドだ。風味豊かないちごジャムをキャラメルと合わせ、上からスイートチョコをコーティングした種類もある。金箔をサンドの上にかけ、ハート形に仕上げている。

「いしおかサンド 市産ごまのケーキ」は香りが高く、味も濃厚な石岡市産の白ごまと黒ごまを使用し、小さめに仕上げ、つまんで食べられる、ごまの風味と食感を味わえるケーキだ。

「いしおかサンド ひなの都路 洋」はクリの栽培面積、生産量で全国第1位の茨城県の地元の甘みが強く、風味豊かなクリとクリのハチミツを使用し、クッキーでクリのムースをはさみ、サクサクとした食感とムースの柔らかさが楽しめるサンドだ。

「いしおかサンド」は放射能などの風評被害に受けている地元の農産物などのイメージアップを図るために2012年度からはじめられた魅力創造事業の一環で、1)地元農産物を使用、2)サンドしている、3)各店のオリジナリティが加えられている、の3項目を条件にした、地元菓子店が作るスイーツで、風評被害払拭(ふっしょく)や地域活性化につなげようと、パティシエの辻口博啓さんの協力を得て、2012年4月から事業に取り組んでいる。

石岡市によると、農産物の一部について一時期出荷制限されたが、その後、基準値を超えた品目がないため出荷制限が解除されても損害額が9000万円が見込まれ、風評被害による損害額が3億6000万円で、合わせて4億5000万円を東京電力に請求したという。

ウイキペディアなどによると、辻口博啓さんは1967年石川県七尾市生まれ、石川県立中島高校を卒業後、東京都内のフランス菓子店に住み込みで修業し、1990年に「全国洋菓子技術コンクール」で優勝し、1994年にフランスの「コンクール・シャルル・プルースト」で銀賞を獲得、1997年にパティシエのワールドカップと呼ばれる「クープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」のあめ細工部門で優勝し、フランスのセット市にあるMOF(フランスの国家最優秀職人章)の称号を持つ洋菓子店「パティスリー・ベルタン」で働いた。

1998年3月に東京・自由が丘に「モンサンクレール」を開店(2001年にオーナーパティシエ)、その後、ロールケーキ専門店、コンフィチュール専門店などを開店し、2000年にガストロミックの会モンタニエよりシュバリエを受賞した。料理オリンピックのイタリア代表としてドイツに招かれ、これによりイタリア鉄人協会会員となり、2004年に東京・二子玉川の百貨店内に「和楽紅屋」を開店し、実家の「紅屋」を再建した。

2006年に石川県の和倉温泉で「辻口博啓美術館 ル ミュゼ ドゥ アッシュ」を開館した。2008年9月に石川県金沢市の石川県立美術館内に「ル ミュゼ ドゥ アッシュ カナザワ(KANAZAWA)」を開業、2011年8月にベトナムの農薬無散布の茶畑にて収穫されたお茶「天空の辻口茶園」の商品販売をはじめ、2012年4月に石川県でスーパースイーツ製菓専門学校を開校した。

茨城マルシェレストランでの販売時間は14時から17時で、価格は「いしおかハートサンド」と「いしおかサンド 市産ごまのケーキ」がそれぞれ680円、「いしおかサンド ひなの都路 洋」が580円で、ホットコーヒー、アイスコーヒー、ウーロン茶、オレンジジュースとのいずれかの飲み物とセットにすると、それぞれ200円プラスとなる。