アマタケが南部鶏の薄切りムネ肉、調理が容易に

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【銀座新聞ニュース=2013年2月17日】アマタケ(岩手本社・岩手県大船渡市盛町字二本枠5、東京本社・新宿区市谷砂土原町1-2-29、K.I.Hビルディング、03-5227-6411)はこのほど、「南部どりのリーフチキン」を発売した。

アマタケがこのほど発売した「南部どりのリーフチキン」。5ミリ厚に薄切りされており、調理が簡単で、ムネ肉特有のパサパサ感がないという。

「南部どりのリーフチキン」はパサパサ感により人気のない皮なしの鶏ムネ肉を使用しており、工場であらかじめ5ミリ程度の厚さに均一にスライスし、簡単に調理できるようにしてある。製法については特許出願中としている。

鶏ムネ肉は良質なたんぱく質を含んでおり、疲れにくい抗疲労物質「イミダゾールジペプチド」とうまみ成分の「イノシン酸」が多く含まれている。ただ、脂が少なく、水分を失いやすいため、水分以外にも脂が含まれている鶏モモ肉と比べて、鶏ムネ肉は加熱すると、同じ量の肉汁が出てしまい、うまみ成分が水分とともに出てしまうことから、パサパサ感が残ってしまうのが難点とされている。

アマタケによると、フランス系赤どりの「南部どり」はムネ肉もうまみがあり、やわらかいのが特徴で、すでに5ミリ厚にカットされている「南部どりのリーフチキン」を使うと調理時間が短縮できるとしている。

アマタケは岩手県大船渡市を製造拠点とし、銘柄鶏「南部どり」のふ化、育成、生産、運送、販売まで自社で一貫して行っている会社で、3.11により3工場(大船渡市、陸前高田市)のいずれもが製造機能を失い、道路の寸断によるエサの供給不足から、飼育していた100万羽の鶏を処分し、被害総額がおよそ40億円にのぼった。

2011年7月1日に大船渡工場が再稼動し、「南部どり」の親鳥のさらに親鳥をフランスから輸入し、抗生物質や合成抗菌剤を一切使わず、抗菌能力の高い納豆菌やハーブエキスを使い、その上に、中鎖脂肪酸を多く含むココナッツオイルを飼料に加えて飼育している。このフランス系の赤どりを使用している。

アマタケは1964年に「甘竹飼料店」として創業され、1970年に「株式会社甘竹ブロイラー」を設立、1986年に南部どりの販売をはじめ、1988年に「株式会社アマタケ」に改称、1989年にケンタッキーフライドチキンの認定工場とされ、1999年からすべての鶏を抗生物質、合成抗菌剤を一切使わずに育てることに成功し、2008年にモスフードサービスと赤どりを使用した商品開発をはじめ、2011年7月に工場の稼動を再開し、化粧品事業に参入、2012年3月に「南部どり」をリニューアルしている。

商品は5ミリと10ミリのスライスがあり、いずれも1袋に2キロ入っており、希望小売価格は100グラム143円。