「草原の椅子」で佐藤浩市、吉瀬美智子ら舞台挨拶

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【銀座新聞ニュース=2013年2月20日】東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)は2月23日から丸の内トーエイ(TOEI、中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で一般公開する「草原の椅子」の初日に佐藤浩市さん、吉瀬美智子さんらによる舞台あいさつを開催する。

2月23日から一般公開される「草原の椅子」((C)2013「草原の椅子」製作委員会)。

23日9時の回上映終了後に、監督の成島出(なるしま・いずる)さんをはじめ、主人公でカメラメーカー社員「遠間憲太郎」役の佐藤浩市(さとう・こういち)さん、カメラチェーン店社長「富樫重蔵」役の西村雅彦(にしむら・まさひこ)さん、器屋のオーナー「篠原貴志子」役の吉瀬美智子(よしせ・みちこ)さん。

少年圭輔の母親「喜多川祐未」役の小池栄子(こいけ・えいこ)さん、遠間憲太郎の娘「遠間弥生」役の黒木華(くろき・はる)さん、喜多川祐未の夫「喜多川秋春」役の中村靖日(なかむら・やすひ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「草原の椅子」は小説家の宮本輝(みやもと・てる)さんが1999年に刊行した「草原の椅子」(上・下、毎日新聞社、後に幻冬舎文庫、新潮文庫に収納)が原作で、1995年に宮本輝さんが阪神大震災で被災し、40日間でシルクロード6700キロを旅した体験を基に執筆した小説だ。男女4人が世界最後の桃源郷といわれるパキスタンのフンザへ旅する姿を描いており、実際にパキスタンで長期ロケを行っている。

物語はバツイチサラリーマン遠間憲太郎が50歳を過ぎて取引先の社長・富樫や骨董店オーナーの篠原貴志子と出会い、互いに友情を深めていくところからはじまり、彼らは母親から虐待を受けて心に傷を負ってしまった幼い少年、圭輔(貞光奏風=さだみつ・かなた=くん)と出会い、その将来を案じる。

やがて偶然見た写真に心を動かされた彼らは、世界最後の桃源郷と呼ばれるパキスタンのフンザへと旅立つ。フンザを訪れたとき、貴志子が憲太郎に告げる。「遠間さんが父親になって、私が母親になれば、あの子と暮らせるんですよね」。

成島出さんは1961年山梨県生まれ、1994年に「大阪極道戦争・しのいだれ」で脚本家としてデビュー、2003年に「油断大敵」で監督デビューし、第23回藤本賞新人賞を受賞、2005年に「フライ・ダディ・フライ(FLY、DADDY、FLY)」を監督している。

チケットは16日からチケットぴあを通じて販売し、料金は一般2000円、大高生1700円、3歳から中学生、シニア1200円。