大丸松坂屋画廊で仮屋美紀展、描き尽くす衝動から生まれた作品

【銀座新聞ニュース=2025年4月24日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は4月24日から30日まで仮屋美紀さんによる個展「仮屋美紀さんによる個展「ウわあーミキ仮屋、とか」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「Artglorieux GALLERY OF TOKYO(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)」で4月24日から30日まで開かれる仮屋美紀さんの個展「ウわあーミキ仮屋、とか」のフライヤー。

画家の仮屋美紀さんは、幼少期に感じた「ワクワク感」と「不安感」、古いものへの愛着から生まれた独自の世界観を持っている。アクリル絵具を何層にも塗り重ね、削り、研ぎ出すことで生まれる独特の質感は、物語の奥行きを感じさせ、幻想的でありながらどこかリアルな情景を描き出している。

「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー)は、2025年に仮屋美紀さんが新たな「描きたいもの」と向き合うとしている。家の絵、あじさいの花、ちょうちょ、キノコとウサギ・・・。仮屋美紀さんの作品には、モチーフへの愛情と、描くことへの純粋な喜びが込められており、描き尽くしたい衝動に駆られながら生み出される作品たちは、観る者をやさしく包み込みつつも、どこか不思議な空気をまとっている。仮屋美紀さんにとって、2025年は新たな「描きたいブーム」に突入する年という。

仮屋美紀さんは1973年東京都生まれ、1996年に玉川大学美術専攻油絵コースを卒業、在学中の1995年に一陽展で入選、2000年にイルフ童画館の童画大賞展で入選、2008年に中国・上海アートフェア2008に出品、同年にアメリカ・ニューヨークで個展、2010年から2013年5月まで全日空の機内誌「翼の王国」に挿絵を掲載、2012年に銀座三越で個展、2014年にアートフェア東京2014に出品(2015年、2016年、2023年、2024年も出品)、2015年にニチアス株式会社のカレンダーに作品が採用される。

2019年に東急文化村Box Gallery(ボックスギャラリー)で個展(2022年も個展)、2023年に韓国のアート釜山2023に出品、同年に福岡のアートアジア福岡に出品、同年に台湾のアート台北に出品している。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。