【銀座新聞ニュース=2013年1月14日】ガレリア・グラフィカ(中央区銀座6-13-4、銀座S2ビル、03-5550-1335)は1月15日から2月2日まで1階の「ビス(bis)」で、小鉢公史さんによる個展を開催する。
彫刻家の小鉢公史(こばち・ただふみ)さんが2012年に続いてガレリアで個展を開き、新作を展示する。
小鉢公史さんは1本の楠(くすのき)から彫りだし、「彫り出された彫像はアクロバティックなバランスを保ち、異形とさえいえる。だが、めのう棒で磨き上げられて大理石を思わせる滑らかな肌合い、一木から彫られたとは思えぬ繊細な表現は、独特な顔の表現と相まって、異形を古典的とさえいえる激しくも静かな美に昇華させている」(ガレリア・グラフィカ)としている。
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2011年8月に台湾・台北で開かれた「台北アートフェア」に、ガレリア・グラフィカが小鉢公史さんの大小2作品を初めて出品したところ、関心が高く、2点とも販売された。
小鉢公史さんは「遅れてきた大型新人」と呼ばれているようだ。ガレリア・グラフィカでは「たしかにここに至るまで少々の時間を経た。かつてとらわれていた“死”へのトラウマから遅ればせながら解放されて“生”の表現にたどりついたのは、新しい生命の誕生により、父親になった頃からであったろうか」とみている。
小鉢公史さんは1961年長崎県島原市生まれ、1985年に多摩美術大学美術学部彫刻科を卒業、1987年に同大学大学院美術研究科を修了、大学院在学中の1986年に個展を開き、1989年から1993年までイタリア・フィレンツェに滞在し、その間、1991年にモンテカティー二美術館のグループ展に出品、1997年に渡辺(わたなべ)かおりさんと「二人展」をガレリアグラフィカで開催している。
開廊時間は11時から19時(最終日は17時)で、入場は無料。
