【銀座新聞ニュース=2013年1月23日】丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は1月23日から29日まで3階ギャラリーで「おかや木芸作品展-ザ(the)卓彩-暮らしの中の自然 ネイチャー(nature)」を開催する。
「株式会社おかや」(島根県出雲市斐川町直江4844-1、0853-72-0538)が黒柿(くろがき)の木材を使った家具の「出雲黒柿(いずもくろがき)」と「栗乃舎(くりのや)」ブランドの家具、四国・香川県高松で日本の草花を木の器に彫り込む漆芸作家の川添日記(かわぞえ・にっき)さんの漆彩草木彫による器などを展示販売する。
おかやは5代目経営者の岡英司(おか・えいじ)さんを中心に7人の職人が創作し、国産の生材を乾燥させ、収縮、変形に強い乾燥材にして、木取りし、製品に加工し、1987年に島根県卓越伝統技能者として表彰されており、島根県出雲地方に伝わる伝統的な技法を基礎にした「おかや木芸」として黒柿を使った家具や栗の木を使った「栗乃舎」ブランドの家具などを製作販売している。
川添日記さんは一木(一本の木)をくり抜き、生漆を重ねて作っており、水、熱、油に強い器で、酢の物、汁物、天ぷらにも使え、洗剤を利用して洗える。
おかやは1952年に「岡屋材木店」として創業され、1961年に3代目岡恵吉(おか・けいきち)、4代目岡慶吉郎(おか・けいきちろう)が職人を指導し、木芸品の制作をはじめ、1970年に原木から素材管理、ろくろ、指物、くり物、漆までの一貫した工程において手仕事を維持すべく、工芸制作に専門化し「おかや木芸」を使用した。
1980年に5代目岡英司(おか・えいじ)さんが創作木芸を標榜し、制作活動をはじめ、1985年に「クラフトショップ工芸おかや」を開店、ギャラリーを併設し、現代作家の個展、クラフトの企画展などをはじめ、1986年に日本クラフト展に初入選、1987年に島根県卓越伝統技能者として表彰され、島根県ふるさと伝統工芸品に「木芸品」として指定され、1994年に栗の手づくり家具を発表、1995年に山陰暮らしの工芸展奨励賞、斐川町卓越工芸品を表彰された。
2004年に天皇陛下に黒柿拭漆硯箱を献上、2007年に旧店舗を再生し、「古民家ギャラリー栗乃舎」として再利用、2008年、2010年、2011年に島根県優秀技能者と表彰される。2011年から「栗乃舎」シリーズを発表、2012年に「出雲黒柿」シリーズを発表している。
開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。
