プランタンでオルセー25周年でゴッホ、ドガら印象画展

【銀座新聞ニュース=2012年1月10日】プランタン銀座(中央区銀座3-2-1、03-3567-0077)は1月10日から1月16日まで本館6階アートギャラリー「ギャルリィ・ドゥ・プランタン」で「パリ・オルセー美術館 創立25周年記念プロジェクト-印象派の時代展」を開催する。

19世紀美術を専門とするフランス・パリにあるオルセー美術館(Musee d’Orsay)の創立25周年を記念して、オルセー美術館の学芸員たちによる厳正なチェックで制作された高精細アートグラフを展示販売する。従来の複製画と違い、原画を直接撮影し、用途に合わせたサイズにもでき、複製画としては珍しい原画と同じサイズの作品も販売する。

今回、販売するのはゴッホ(Vincent van Gogh、1853-1890)、ルノワール(Pierre-Auguste Renoir、1841-1919)、セザンヌ(Paul Cezanne、1839-1906)、ミレー(Jean-Francois Millet、1814-1875)、ドガ(Edgar Degas、1834-1917)、コロー(Jean-Baptiste Camille Corot、1796-1875)、ピサロ(Jacob Camille Pissarro、1830-1903)らの作品だ。

ウイキペディアによると、オルセー美術館は1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設されたオルセー駅の鉄道駅舎兼ホテルで、オルセー駅がオルレアンやフランス南西部へ向かう長距離列車のターミナルであり、地下に10線以上のホームを備えていた。

しかし、狭くて不便だったことから、1939年に近距離列車専用駅となり、駅施設を大幅に縮小し、その後、建物がさまざまな用途に用いられ、一時は取り壊しの話もあったが、1970年代からフランス政府によって保存活用策が検討されはじめ、19世紀美術を展示する美術館として生まれ変わることになり、1986年にオルセー美術館が開館した。

旧印象派美術館(ジュ・ド・ポーム)の収蔵品はすべてオルセーに引き継がれている。原則として2月革命のあった1848年から第1次世界大戦が勃発した1914年までの作品を展示することになっており、それ以前の作品はルーブル美術館、1914年以降の作品はポンピドゥー・センターと役割が分担されている。絵画、彫刻、写真、グラフィック・アート、家具、工芸品など19世紀の幅広い視覚芸術作品も収集、展示されている。

オルセーでは、印象派やポスト印象派など19世紀末パリの前衛芸術のコレクションが有名だが、19世紀の主流派美術で後に忘却されたアカデミズム絵画(アール・ポンピエ)も収蔵している。

たとえば、ドガの「青い踊り子たち」(23万1000円)やゴッホの「コードヴィルの藁ぶきの家」(36万7500円)、ミレーの「羊飼いの少女」(68万2500円)などが販売される。

開場時間は11時から21時(日曜日は20時、最終日は18時30分)まで。入場は無料。