有楽町「ジョン・レノン」公開で和田唱と藤本国彦がトーク

【銀座新聞ニュース=2024年5月8日】中堅映画配給会社のミモザフィルムズ(新宿区矢来町122、第二矢来ビル、03-5380-4776)は5月10日に角川シネマ有楽町(千代田区有楽町1-11-1、読売会館、03-6268-0015)で一般公開する「ジョン・レノン 失われた週末」の公開を記念して、和田唱さんと藤本国彦さんにトークイベントを開く。


5月10日から一般公開される「ジョン・レノン 失われた週末」((C)2021 Lost Weekend, LLC All Rights Reserved)。

10日19時30分の回上映終了後に、ロックバンド「TRICERATOPS(トライセラトップス)」のボーカル、ギター奏者の和田唱さんと、ビートルズ研究家で、映画の字幕を監修している元「CDジャーナル」の編集長の藤本国彦さんが舞台に登場してトークイベントを開く。

「ジョン・レノン 失われた週末」は「ビートルズ(The Beatles)」(1960年から1970年に活動した英国のロックバンド)のボーカル、ギター奏者のジョン・レノン(John Lennon、1940-1980)と妻オノ・ヨーコ(小野洋子、1933年生まれ、1969年3月20日にジョン・レノンと結婚)さんが別居していた“失われた週末”と呼ばれるプライベートな日々の真相を追ったドキュメンタリー。夫妻の個人秘書でプロダクションアシスタントを務めていた中国系アメリカ人メイ・パン(May Fung Yee Pang、1950年生まれ)さん本人の証言によって描いている。

物語は1973年秋から1975年初頭にかけての18カ月間、ジョンはヨーコの強い希望により、夫妻の個人秘書でプロダクションアシスタントを務めていた中国系アメリカ人メイ・パン(May Fung Yee Pang、1950年生まれ)とともに過ごす日々を送った。

この期間、ジョンはメイの助けを借りて最初の妻シンシア(Cynthia Lennon、旧姓・Powell 1939-2015、1962年にジョン・レノンと結婚し、1968年に離婚)との長男ジュリアン(John Charles Julian Lennon、1963年生まれ)と再会することができ、アルバム「マインド・ゲームス(Mind Games、邦題・ヌートピア宣言)」(1973年)、「心の壁、愛の橋(Walls And Bridges)」(1974年)、「ロックン・ロール(Rock ‘n’Roll)」(1975年)を立て続けに制作。

デビッド・ボウイ(David Robert Jones、1947-2016)やエルトン・ジョン(Sir Elton Hercules John、CH CBE、1947年生まれ)らとのコラボレーションや、ポール・マッカートニー(Sir James Paul McCartney CH MBE、1942年生まれ)との再会など、“失われた週末”という呼び名とは裏腹に、ビートルズ解散以降のソロキャリアのなかでもっとも多作で商業的にも成功した時期を過ごした。

映画ではメイ本人の証言をはじめ、名曲の数々や貴重なアーカイブ映像、プライベートな写真、ジョンが贈ったユニークなイラストの数々を交えながら、メイの目で見た素顔のジョンを描き出す。

チケットはすでに劇場HPでオンライン販売し、劇場窓口でも販売している。料金は一般2000円、大学生・専門学校生が1500円、高校生・3歳以上中学生まで1000円、シニア1300円。