ブルガリ銀座タワー、毎月最終金曜に特別企画、8月は地中海の楽園

【銀座新聞ニュース=2012年8月29日】ブルガリ ジャパン(中央区銀座2-7-12、ブルガリ銀座タワー、03-6362-0111)は8月から毎月最終金曜日に特別企画を開催する。

2007年に完成したブルガリ銀座タワーの全貌。

第1弾の8月31日は「メディテラネアン・エデン-地中海の楽園」と題して、緑あふれる空間を設定し、17時からスペシャル・ドリンクもサービスする。

9月は9月28日、10月は10月26日、11月は11月30日に開催する予定だ。

ブルガリはギリシャ人のソティリオ・ブルガリ(Sotirio Bulgari、ギリシャ語表記=Sotirio Voulgaris=、1832-1932)がイタリアに移住し、1884年にイタリア・ローマに創業した高級宝飾品店で、企業名は創業者のギリシャ語表記と、古代アルファベットの表記法により「U」を「V」にしている。

1977年から腕時計の生産もはじめ、2000年代以降は香水やメガネフレーム、レザーアイテム(ハンドバッグや財布)なども扱い、リゾート・ホテルも経営している。1970年代にアメリカ・ニューヨークに海外1号店を出店し、1993年に最初の香水「オ・パフメ」(現「オ・パフメ・オーテヴェール」)を発表、現在は24カ国で41社があり、295店(うち、直営店舗174店)を展開し、従業員が3815人としている。

日本では約40店舗があり、2007年にブルガリ最大の旗艦店となるブルガリ銀座タワーを完成した。2011年6月にソティリオ・ブルガリの次男ジョルジョ(Giorgio Bulgari、1890?1966)の長男で会長のパオロ・ブルガリ(Paolo Bulgari)さん、次男で副会長のニコラ・ブルガリ(Nicola Bulgari)さん、おいでCEOのフランチェスコ・トラーパニ(Francesco Trapani)さんの3人が、LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン S.A.)に過半数の株式を譲渡し、イタリア証券取引所の上場を廃止し、LVMH傘下に入っている。

世界の商品別売り上げ比率は宝飾品が46パーセント、時計が20.1パーセント、アクセサリーが8パーセントと3部門で74パーセントを占め、香水、スキンケア部門が23パーセント、ホテルとその他が1.5パーセント、ロイヤルティーなどが1.4パーセントとなっている。

ブルガリ銀座タワーの営業時間は1階から3階が11時から20時。9階のレストラン「イル・リストランテ」が11時30分から22時、10階のバー「イル・バール」と11階の屋上テラス・ラウンジが12時から24時(5月から10月まで)。

ちなみに、4階がアフターサービスカウンター、5階から7階がブルガリジャパン本社事務所、8階が予約制のプライベートルームとなっている。