サニーヘルス、食用炭を食べ物、飲み物に入れてダイエットを

【銀座新聞ニュース=2018年12月8日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「炭を食べてやせ体質になれる!?」を発表した。

食用活性炭を飲み物や食べ物に入れると黒くなり、見た目はよくないが、1日に耳かき2杯から3杯程度からはじめて、ダイエット促進を。

「デトックス」という言葉が定着して久しいが、体に毒素が溜まっていると体調にはどのような変化が現れるのか。毒素とは老廃物や有害化学物質、有害ミネラルなどのことを指しており、代謝が悪くなる、肌荒れ、やせにくくなるのほかに、イライラしやすくなる、気分が沈みやすくなるなど、心身の両面に影響があると考えられている。

体に不要なものを排出し、体を整えるのに有効とされているのが「炭」という。「炭」と言ったらバーベキューで熱源として使われるほか、冷蔵庫や靴箱などの消臭剤、空気清浄、浄水にも利用され、さまざまな効用が知られている。

そんな炭を直接食べることでデトックス効果が得られるといわれている。さらに、やせ体質へと導いてくれるのが「炭ダイエット」としている。

「炭」というと思い浮かべるのは、バーベキューで使うような木炭だが、食用の炭は「活性炭」というものに加工された粉末状の炭を指す。その活性炭の粉末をジュースなど液体に混ぜて飲んだり、食品に混ぜて食べたりなどの方法で摂取するのが、炭ダイエットの主な方法となる。

活性炭とは、炭を800度Cから950度Cの温度で高温炭化法を用いることで微細な穴を多数(多孔質)持たせた炭のことで、普通の炭よりも多くの物質を吸着させる性質がある。この特徴を利用し、脱臭剤、浄水、空気清浄機、紙巻きたばこのフィルター、洗顔料、歯磨き粉など、さまざまな用途で製品化されている。

こうした吸着作用は、体内に入るとデトックス効果を発揮するといわれている。活性炭のデトックス効果は昔から知られており、有害物質を誤って飲み込んでしまった際に経口投与を行い吸着・排出に使われるなど、医療現場でも使われてきた。人間だけでなく、ペットに薬として処方されることもある。

炭は体内の有害物質だけでなく、余分な糖質や脂質、毒素を吸着し排出させる作用のほか、腸内の毒素も吸着し、便通をよくする効果があると考えられている。体内に毒素が溜まっている状態では、代謝を悪くしダイエット効率が下がり太りやすい体となるほか肌の不調の原因となってしまう。できるだけ排出させることが健康にも美容にもダイエットにも重要となる。

また、腸内環境が体質を左右しているという研究が現在、注目されていることもあり、活性炭による腸内環境改善効果に、今後一層の期待が高まるかもしれない。

炭ダイエットは、市販されている細かい粉末タイプを利用すれば簡単に行うことができる。店頭で食用の炭を見かけることはあまり多くないが、インターネット通販では多くの商品が販売されており、「活性炭 食用」や「炭パウダー」などで検索すると、出てくる。

炭は粉末状なので食品や飲み物など何にでも加えることができる。色が真っ黒になるので見た目がおいしそうには見えなくなるが、炭は無味無臭なので味に影響はない。コーヒー、紅茶、ココア、カレーなど本来、色の濃いものに入れれば、そこまで違和感なく口にすることができる。商品によっては若干ザラつきが気になるものもあり、できるだけ細かくなっているタイプがおすすめとしている。

また、色味さえ気にしなければ、ご飯に振りかける、味噌汁やスープに混ぜる、黒い卵焼きや黒オムレツにするなど、あらゆる食べ物、飲み物に入れることができる。

初めから摂取量が多いとお腹を壊してしまう可能性もあり、用量には気を付けるようにしたい。多く摂取すればするほどよいというものではなく、適量は活性炭の粉末のパッケージに記載されているので、確認するようにしてほしい。

一般的な目安としては、1日に耳かき2杯から3杯程度だが、最初は少な目から試すようにしたい。炭を食べた後は歯が黒くなるので歯磨きもお忘れなく。炭は必ず食用の活性炭を使用するようにし、薬を服用中の人は炭の吸着力によって薬の成分まで吸収・排出してしまう場合があるので、炭を取り入れる前に必ず医師に相談してほしい。