大丸東京で絵画市、棟方志功、東郷青児ら1000点、2020万も

【銀座新聞ニュース=2019年12月18日】国内百貨店業界第2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営する大丸東京店(千代田区丸の内1-9-1、03-3212-8011)は12月18日から2020年1月7日まで11階催事場で「大絵画福福市」を開く。

大丸東京店で12月18日から2020年1月7日まで開かれる「大絵画福福市」で、2020万円で販売される棟方志功の「二菩薩釈迦十大弟子」のうち左から目けん連の柵、羅ご羅の柵、富樓那の柵の3点セット。

棟方志功(むなかた・しこう、1903-1975)、片岡球子(かたおか・たまこ、1905-2008)、松村公嗣(まつむら・こうじ、1948年生まれ)さん、平松礼二(ひらまつ・れいじ、1941年生まれ)さんら国内作家から、ロジェ・ボナフェ(Roger Bonafe、1932年生まれ)さん、ベルナール・ビュッフェ(Bernard Buffet、1928-1999)ら海外の作家まで、約1000点を展示即売する。また、2020年を記念して2020万円(いずれも税込)、202万円の特集や50万円均一の絵画の福袋なども販売する。

2020年を記念しての2020万円、202万円は1月2日と3日の限定で、棟方志功の「二菩薩釈迦十大弟子」(1939年)のうち、「目けん連(もくけんれん)の柵」(板画)、「羅ご羅(らごら)の柵」(板画)、「富樓那(ふるな)の柵」(板画)3点セット、ベルナール・ビュッフェ「アネモネと果物」(リトグラフ、1984年)もそれぞれ2020万円で販売する。

同じく29(ふく)万円で販売される東郷青児の「婦人像」。

また、片岡球子「めでたき富士」(リトグラフ、1992年)を202万円で販売する。そのほかに、川島睦郎(かわしま・むつお、1940年生まれ)さんの「牡丹」、東郷青児(とうごう・せいじ、1897-1978)の「婦人像」、ジャン・ピエール・カシニョール(Jean-Pierre Cassigneul、1935年生まれ)さんの「プロフィールとリラ」(リトグラフ)は29万円で販売する。

2日、3日限定の50万円均一の福袋としては、松村公嗣さんの「太湖」、棟方志功の「鼓妃の柵」、後藤純男(ごとう・すみお、1930-2016)の「春映大和」、平松礼二さんの「彩海富士」、ロジェ・ボナフェの「尾根に佇む小屋」、小杉小二郎(こすぎ・こじろう、1944年生まれ)さんの「雛人形」の6点セットで販売する。

営業時間は10時(初日は12時、1月2日は9時30分)から20時(木・金曜日、23日から25日は21時、31日と最終日は18時)。1月1日は休み。