銀座シネパトス「スシガール」で有村昆、高橋ヨシキらが座談

【銀座新聞ニュース=2012年12月18日】アース・スターエンターテイメント(渋谷区南平台町16-17、渋谷ガーデンタワー11階、03-5457-1471)は12月23日に銀座シネパトス(中央区銀座4-8-7先、三原橋地下街、03-3561-4660)で「スシ・ガール(SUSHI GIRL)」について有村昆さん、高橋ヨシキさん、ジャンクハンター吉田さんによるトークショーを開催する。

12月22日から一般公開される「SUSHI GIRL」((C)2011 SUSHI GIRL FILMS)。

12月23日19時10分の回上映終了後に、映画評論家の有村昆(ありむら・こん)さん、映画ライター、デザイナーの高橋ヨシキ(たかはし・よしき)さん、映画コラムニストのジャンクハンター吉田(じゃんくはんたー・よしだ)さんが「スシガール(SUSHI GIRL)」や銀座シネパトスについて語る。

「スシガール(SUSHI GIRL)」は12月22日から銀座シネパトスで一般公開される作品で、カーン・サクストン(Kern Saxton)さんの監督長編デビュー作となる。「デューク」役のトニー・トッド(Tony Todd)さん、「フランシス」役のジェームズ・デュバル(James Duval)さん、「フィッシュ」役のノア・ハサウェイ(Noah Hathaway)さん、「マックス」役のアンディ・マッケンジー(Andy Mackenzie)さん、「クロー」役のマーク・ハミル(Mark Hamill)さん、スシシェフの千葉真一(ちば・しんいち)らが出演している。

物語はかつての強盗仲間フィッシュが6年の刑期を終えて出所したことを祝い、パーティが開かれるところからはじまる。ディナーテーブルには、女性の裸の上に寿司を並べた女体盛りが用意され、男たちは豪華な食事を楽しむはずだった。しかし、行方のわからない盗品や昔の因縁をめぐって次第に口論が起き、晩さんの場は狂気と暴力が渦巻く狂乱の宴へと変わっていく。

有村昆さんは1976年マレーシア?クアラルンプール生まれ、父親がホテルマンの藤村延魚(ふじむら・えんぎょ)さん、母親がシャンソン歌手の紫倉麻里子(しばくら・まりこ)さん、玉川大学芸術学部演劇学科を卒業、東京アナウンスセミナーをを卒業、主にラジオ番組のパーソナリティを務め、雑誌やテレビ番組などで映画のコメンテーターなどで活躍している。映画関係ではB級映画にこだわり、「バカデミー協会」を主宰している。2012年8月に元ニュースキャスターの丸岡(まるおか)いずみさんと結婚している。

高橋ヨシキさんは1969年東京都新宿区生まれ、高校時代にホラー映画雑誌のアルバイトを務め、早稲田大学文学部西洋哲学専攻を卒業、CMプランナー、広告会社勤務を経て1995年にフリーライター、デザイナーとなり、「マーダー・ライド・ショー」などのDVDジャケットなどを手がけ、映画雑誌「映画秘宝」(洋泉社)でアートディレクターを務め、読書投稿コーナーを担当している。2001年にアニメ「サウス・パーク」の第1シーズンから第4シーズン途中までを紹介した著書「公式版 サウスパーク・コンプリート・ガイド」を出版している。

2003年に映画「キル・ビル」の公開前に「ビルを殺れ!!」というタイトルで、映画の内容をコラージュで予想した作品を映画秘宝誌上で発表し、監督のクエンティン・タランティーノ(Quentin J.Tarantino)が知り、来日した際の映画秘宝インタビューでこのコラージュのA2版ポスターにサインした。2009年の映画「ヤッターマン」のロゴとポスターをデザインし、2010年9月にアメリカのファンタスティック・フェスで園子温(その・しおん)さんと共同脚本を手がけた映画「冷たい熱帯魚」が「ファンタスティック・フィーチャーズ部門」で脚本賞を受賞した。

ジャンクハンター吉田さんは1970年東京都北区生まれ、東京都立赤羽商業高校を卒業、この間、JICC出版局(現宝島社)でファミコン必勝本やゲーム攻略本の編集補助を2年半務めた。1989年にアメリカ・ロサンゼルスの「マーシャルアーツ道場」に入門し、帰国後の1990年にアニマル浜口(あにまる・はまぐち)トレーニングジム、1991年にスポーツ会館サンボスクール、1993年に正道会館を経て、プロ格闘家として活動したが、ケガのため引退した。

その後、銀座にある映画系広告代理店「現代」に7年間勤務し、1998年秋よりデジタルハリウッド御茶ノ水校へ通いながら、テレビ番組や映像制作現場でのADを務めた。2000年にCMA東京に所属、12月に東京国際フォーラムでプロレスデビューし、2002年まで活動を行い、その後休業し、本業のゲーム・映画コラムニストとして活動している。現在は有限会社クルーズ代表取締役を務めている。

チケットは当日販売(前売券も可)で、料金は一般1800円、大高生1500円。映画は「+15」(15歳未満は不可)に指定されている。また、当日朝から整理券を配布する。