ヤマハ銀座で「デュエットゥ」が連弾セミナー、最終回

【銀座新聞ニュース=2012年2月2日】ヤマハ銀座店(中央区銀座7-9-14、03-3572-3171)は2月9日10時30分から6階コンサートサロンで「デュエットゥ」による「第3回トーク&プレイ・セミナー」を開催する。

ピアノの連弾ユニット「デュエットゥ(Duetwo)」の木内かなえ(佳苗、きうち・かなえ)さんと大嶋ゆかり(有加里、おおしま・ゆかり)さんが「連弾」について解説するセミナーで、今回が3回シリーズの最終回だ。

このシリーズは作曲家の春畑セロリ(はるはた・せろり)さんがピアノの連弾用に編曲した「連弾パーティー」シリーズ(演奏はデュエットゥ)などを基にして、バッハやベートベン、モーツァルトのクラシックの原曲を解剖しながら、春畑セロリさんによる編曲した曲を、独自のメロディまで入れて演奏して、ピアノ連弾や編曲の面白さを紹介するシリーズだ。

第3回目は「デュエットゥ」が2月に刊行する「みんなで連弾・なかよく連弾」(音楽之友社)を教材にして、「発表会は連弾でハッピーに盛り上がろう!」と題して、「発表会のレパートリーさがし」から「パートナーの選び方」や「演出の工夫」、「エンディングのアイデア」、「小さい子どもたちに見せ場を作るには?」、「やっぱり最後は全員で演奏したい」、「会場参加型の面白さ」をテーマに、演奏会までの課題と取り組み方について解説する。

「デュエットゥ」は1994年に東京音楽大学在学中に木内かなえさんと大嶋ゆかりさんが結成したピアノデュオで、東京音楽大学を卒業後、イギリス王立音楽院に留学し、1997年に同音楽院を卒業、ピアノデュオ演奏家資格ディプロマを取得、留学中にヨーロッパで演奏し、1998年にブルガリアの「第3回ミュージック&アース(Music&Earth)国際器楽コンクール」ピアノアンサンブル部門で第1位を獲得した。

その後、日本を拠点にコンサート活動を行っており、2004年から公共ホール音楽活性化事業の登録アーティストとして全国各地でコンサートを開いている。2008年にキューバ政府の依頼で、キューバで演奏、2001年に最初のアルバムを発売し、2007年に「バッハ連弾パーティー」と「モーツァルト連弾パーティー」、「ベートーベン連弾パーティー」の3枚のCDを同時発売した。

時間は10時30分から12時30分で、料金は一般3500円、会員が3000円、学生が2500円。予約、問い合わせはヤマハ銀座店鍵盤楽器グループ(03-3572-3424)まで。